秋季東海大会1回戦(10月24日)~岡崎球場レポート
台風21号の影響で3日遅れで開幕した秋季東海地区高校野球大会。今日は県勢の2チームが揃って2回戦進出を決めました!
★第1試合 常葉大橘 2-1 愛産大三河
常葉大橘は1点を追う4回に3番・寺田怜央の二塁打からチャンスを作り、5番・嘉茂琉星の犠飛で同点に追いつく。先発を任された1年生右腕・市川大晴は最速138キロをマークするなどストレートに勢いがあり、4回まで1失点に抑える。5回からはエースナンバーを背負う河村海登がマウンドへ。河村はランナーを出しながらも緩い変化球を巧みに使い、粘りの投球を展開した。すると8回、1死から1番・紅林史也がライト前安打で出塁。続く2番・佐藤大輔の2球目にランエンドヒットを仕掛けると、打球は右中間へ。紅林がホームに生還し、1点を勝ち越した。河村は8、9回も得点を与えず、1点を守りきった。
片平恭平監督
「厳しいゲームだった。市川から河村の継投は予定通り。佐藤はこういう場面で打てるというのは力をつけてきている証拠でしょう。守備のミスもあったが、勝って反省できるのは大きい。明日も苦しい試合になると思うが、最終的には勝ちたい」
<写真/9回、最後の打者を打ち取り、ガッツポーズを作る河村海登>
常葉大菊川は先発・漢人友也が立ち上がりに1点を失う。しかし、その裏、2死二三塁のチャンスを掴むと、5番・伊藤勝仁が狙っていたというストレートをセンター前に弾き返す。一気に2者が生還し、逆転に成功する。さらに4回に漢人のタイムリー三塁打などで一挙3点を加えると、2点差に迫られた5回には再び伊藤のタイムリーで突き放した。漢人は尻上がりに状態を上げ、6~8回は3人ずつで抑える。そして、8回に7番・榛村大吾の2点タイムリーでダメを押した。
高橋利和監督
「今日はチーム全体で変化球を打たされてしまったが、その分、走塁で稼げたと思う。伊藤はプレッシャーを感じない子。勝負強い打撃をしてくれた。明日も何とか勝ちたい」
<写真/3安打3打点の活躍を見せた伊藤勝仁(常葉大菊川)>
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