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2017年11月 5日 (日)

中遠大会は掛川西が優勝!

 磐田、袋井、掛川、菊川地区の計15校が出場した中遠大会。本日、常葉大菊川グランドで準決勝と決勝が開催され、掛川西が優勝しました。

<準決勝>
掛川東 7-3 小笠
掛川西 2-1 袋井
<決勝>
掛川西 6-0 掛川東

11051
 11052掛川西は決勝戦で川合勇気 (180cm80Kg、右投右打)が先発しました。漢人友也(常葉大菊川)と並び、県有数の本格派右腕と期待されながらも、この秋の県大会では静岡高相手に6失点で敗退。西部大会から今ひとつ、体のキレを欠いている印象がありました。そこから一ケ月、どんな変化を見せているのか気になっていました。
 今日は7回まで投げ、打たれた安打は2本のみ。いい意味で荒々しい投球が蘇っていました。カーブなどの緩い変化球を使いながら、「ここ」という場面ではストレートをズバッと投げ込むスタイル。球速も常時130キロ台中盤から後半をマーク。腕もしっかりと振れていました。本人によると、秋はコントロールを意識するあまり、ストレートが走らなかったとのこと。もう一度、原点に立ち返り、変化球を生かすためにもストレートの質を磨いているそうです。来夏までに球速を5キロアップしたいという川合。140キロ台中盤から後半が出てくれば、十分にドラフト候補になるでしょう。また、準決勝ではライト方向への本塁打も。スイングスピードのある打撃能力の高さも確認することができました。

11053_2 一方、準優勝の掛川東は午前中の準決勝でエース左腕・野元優作が完投していたため、決勝では鈴木楓人(172cm59Kg、右投右打)が登板しました。スリークオーターの角度から、腕の振りの鋭さが目を引く投手。今年の春から夏にかけて注目を浴びた相良・澤入勇人に似たタイプで柔軟性があります。低めに伸びるストレートに加え、落ちる系の変化球もあるので、今後が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真上/7回無失点の川合勇気(掛川西)>
<写真下/計6失点も粘りの投球を見せた鈴木楓人(掛川東)>

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