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2018年2月26日 (月)

山岸ロジスターズ、ルーキー・繁田の活躍でオープン戦初戦を勝利!

★2月25日 オープン戦 清水庵原球場   

   チーム
山岸ロジスターズ 0 2 0 0 0 0 3 0 0 5
金沢学院大 0 2 0 0 0 0 2 0 0 4

(山)青池、杉山、則本-天野
(金)若林、名河内、長船、小山-黒田

▽二塁打=天野、渡辺(山)吉原(金)
▽三塁打=日野、大浦(金)

 昨年、県内6番目の社会人クラブチームとして産声を上げた山岸ロジスターズ(島田市)。1年目は、秋に開催されたJABA東海地区クラブ野球選手権大会で準優勝と好スタートを切っています。
 いよいよ、都市対抗などの全国につながる大会にも参戦する今季。昨日は清水庵原球場で最初のオープン戦を見てきました。

 02261先発メンバーに2年目の選手が並ぶ中、唯一ルーキーとして出場したのが、繁田哲広です。清水桜が丘出身で2年夏は「1番ショート」として活躍。2回戦の島田戦では2安打を放ちました。しかし、3年春、練習中に脛骨の大怪我を負います。夏の大会はベンチから試合を見守るだけでしたが、大学でのプレーを目指して懸命にリハビリ。「どうせやるなら知っている人のいない県外で挑戦したかった」と、強豪・九州共立大の門を叩きました。
 大学の4年間、ベンチ入りはなし。ただ、レベルの高い環境で揉まれたことで自信をつけ、卒業後は地元の山岸ロジスターズでプレーすることを選択しました。
 この日は「8番ショート」で先発出場。その第1打席でした。1死三塁のチャンスで打席が回ってくると、バットを折りながらセンター前に弾き返すタイムリー。守っては三遊間の厳しい打球をキャッチし、打者走者をアウトにする場面もありました。小柄ですが、細かいプレーができて、守備力も高い選手。攻守でしぶとさを感じる選手だけに、チームにとっては大きな戦力になるでしょう。試合後、本人から「レギュラーをとって、1年目から都市対抗本大会に出場したい」と頼もしい言葉も。飛躍に期待したいと思います。
 
02262 一方、金沢学院大では9回に代打として、静清出身の榊原敦樹(1年生)が登場。静清時代、3年夏は主に5番打者として県ベスト8入りに貢献した強打者です。惜しくも三振に終わりましたが、追い込まれてから数球ファウルで粘りました。強いスイングを持ち味に、アピールを続けてほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/オープン戦初戦でタイムリーを放った繁田哲広(山岸ロジスターズ)
<写真下/代打で出場した榊原敦樹(金沢学院大)>
 

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