湖西・水野喬日がプロ9球団のスカウトを前に登板!
★3月17日 練習試合 湖西球場
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
湖西 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6 |
県岐阜商 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | × | 4 |
昨日は湖西・水野喬日を目当てに、プロ9球団11人のスカウトが湖西球場に集結しました。
相手は名将・鍛治舎巧監督が就任した県岐阜商。10日の練習試合では最速となる144キロをマークしたという水野。強豪相手にどんなピッチングを見せるのか注目が集まりました。
ネット裏にスカウト陣がずらりと並び、意識するなと言っても難しいでしょう。初回、2番打者に四球を許すと、続く3番打者、4番打者に連続タイムリーを浴びて、2点を許します。
その後はランナーを許しながらも、130キロ台後半のストレートに、チェンジアップを絡ませて要所を締める投球。当初、5回あたりでマウンドを降りるのかなと予想していたのですが、後半になっても代わる様子がありません。すると、9回は一段階ギアを上げて、この日最速となる141キロを叩きだします。
9回を投げ切り、被安打7、失点4、奪三振6。試合後、「今日は投げ切りたかったんです」と、志願しての完投だったと打ち明けてくれました。
僕が水野を見たのは昨年11月以来。一冬を越してフォームに力強さが増した印象です。特にリリースからフォロースルーにかけて迫力が出て、投げっぷりが良くなっています。しっかりと真っすぐで空振りがとれていたのも、本人にとって収穫だったのではないでしょうか。「オフはフォームを安定させることを意識してきました。ここまでは順調にきています」という水野。春から夏にかけて、ますます注目度はアップしそうです!
試合は湖西が県岐阜商相手に勝利。4対4で迎えた9回、1番・渡邉凛多朗がソロ本塁打を放ちました。インコースのスライダーをライトポール際にもっていた技ありの一打。スカウト陣からも「上手く打った」と称賛の声が聞こえました。この日の渡邉は3打数2安打3盗塁。四球も2つ選びました。50メートル6秒2の俊足の持ち主。2回にはレフト前安打のあと、2球で二盗、三盗を決めました。
さらに強肩捕手の外山敢大も9回にタイムリー二塁打を放つ活躍。今年の湖西は水野だけじゃありません。(編集部・栗山)
<写真/水野喬日(上)、渡邉凛多朗(下)>
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