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2018年4月27日 (金)

駿河総合出身・杉山一樹(三菱重工広島)を見てきました!

 昨日のJABA京都大会、第3試合では駿河総合出身の杉山一樹(三菱重工広島)が新日鐵住金かずさマジック相手に先発しました。194センチの超大型右腕として、今秋のドラフト候補として注目される逸材。実は昨年、都市対抗、日本選手権で投げるだろうと予測して計3度、三菱重工広島の足を運んだのですが、3度とも空振り。ようやく今回見ることができ、楽しみでたまりませんでした。

04271 まず、最初の1球を見て驚きました。スケールが日本人ではありません。まるでメジャーリーガーのような迫力で、長い腕が豪快に振られ、ズドーンとキャッチャーミットにボールが突き刺さります。3人で抑えた初回の球速は常時140キロ台中盤で最速148キロをマーク。社会人の強打者から、ストレートで空振りを取っていきます。
 ただ、2回以降はランナーを背負う投球が続いていきます。2回と5回に各1失点。4回3分の2を投げて9安打2失点という内容でマウンドを降りました。
 試合後、本人は「初戦という落とせない試合で、完投する気持ちでいったのですが…」と悔しそうな表情。それでも、「得点圏にランナーを置いた場面で粘ることができたのは良かったです」と、収穫も口にしていました。
 確かに、大量失点になっても不思議ではないピンチが何度もあった中、落ち着いて投げ抜いたのは大きな成長だと思います。大人の投手になってきました。一方で、まだまだ底知れない器を持っているのも事実。投げるごとに良くなっていくのは間違いないでしょう。
 今度は7月の都市対抗本大会、東京ドームで見たいです!
 
 また、第1試合には常葉菊川出身の遠藤康平(SUBARU)が「7番ショート」で先発出場。2月上旬に右手人差し指を骨折したとのことで心配していましたが、元気な姿を見ることができて安心しました。結果は四球、三振、三塁ゴロ。ここから都市対抗予選に向かって状態を上げていってほしいです。(編集部・栗山)

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