また小笠から大型右腕が登場!
26日は菊川市内大会へ。小笠と菊川南陵との試合を見てきました。
小笠の先発投手は2年生の川村敦樹。身長185センチの大型右腕です。昨秋あたりから、「また小笠に面白いピッチャーがいる」という情報が耳に入り、どうしてもこの時期にチェックしておきたいと思っていました。
昨年の佐々木健(現広島)はアスリート型の投手でしたが、それとはまたタイプが違い、川村はピッチャーらしいピッチャーです。角度がある上に、ヒジの柔らかさが魅力。佐々木同様、高校から本格的にピッチャーを始めたということですが、フィールディングなど、投げる以外の要素も備わっています。
この日は9回まで投げ切って4失点。中盤から終盤にかけて、少し疲れてきた印象がありましたが、序盤は指にかかった質の高いボールがきていました。秋からの注目選手になってくるでしょう。
菊川南陵では、遊撃手・小塩秀斗の守備力の高さに目が留まりました。「いかにも関西で鍛えられてきた」という感じの選手で、動きに迷いがないです。スピードがあるのはもちろん、印象に残ったのはカットプレー時の肩の強さ。大学生、いや社会人クラスのライナー性で伸びる送球に驚きました。また、打っては第1打席にセンター前、第2打席にレフトオーバーの二塁打。粗さはあるものの、形が良かったです。(編集部・栗山)
<写真上/川村敦樹(小笠)>
<写真下/小塩秀斗(菊川南陵)>
| 固定リンク
「静岡県西部地区」カテゴリの記事
- 春季西部地区大会準々決勝(3月28日)~磐田球場レポート(2021.03.28)
- 春季西部地区大会2日目(3月22日)~浜岡球場レポート(2021.03.23)
- 昨夏県V右腕が聖隷クリストファー大へ進学!(2021.01.06)
- 浜松市内大会、聖隷クリストファーが初優勝!(2020.11.17)
- 浜松市内大会、ベスト4が決定!(2020.11.12)
コメント