定期戦 浜松工vs浜松商
★6月2日 第28回浜工浜商野球定期戦 浜松球場 晴
| チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
| 浜松商 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | 2 | 9 |
| 浜松工 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 6 |
(商)佐野、小柳、後藤、宮野了-藤本、鈴木康
(工)伊藤、吉井、山中-掛井
<最優秀選手賞>佐野開陸(浜松商)
<優秀賞>山下蓮太朗(浜松商)
<敢闘賞>伊藤信智(浜松工)
第28回浜松工浜松商定期戦が2日に開催され、浜松商が2年連続勝利を収めました。
2点を追う浜松商は7回、相手のエラーに乗じて逆転。9回にはダメ押しの2点を追加し、試合を決めました。最優秀選手賞に輝いたのは先発の佐野開陸(3年)。5回を無失点に抑える好投でした。
この試合、もっとも驚いたのは、浜松工の先発・伊藤信智(3年)。締め切りの関係で 『静岡高校野球2018早春号』の「注目選手名鑑100」には掲載できませんでしたが、今年の静岡県の左腕ではトップクラスかもと思いました。
身長180センチの左腕というだけで魅力ですが、さらに柔らかい肩甲骨周りを生かして鋭く腕を振ります。指にかかった時にバチンと低めにくるストレートは威力十分。目測で130キロ台中盤くらいは出ていたでしょう。しかも、腕が少し遅れて出てくるので、バッターは振り遅れます。
これまで全くノーマークの選手ですが、杉山正美監督によると、故障の影響で登板機会が少なかったようです。それが故障が少しずつ回復し、急激に状態を上げているとのこと。この日は6回5安打2失点。杉山監督も「このくらい投げてくれれば」と満足した様子でした。夏までに9回を投げ切る体力がつけば、一気にブレイクの可能性もありそうです。
また、午前中に行われた新人戦は5対4で浜松工が勝利。気になったのは浜松商の「1番ショート」で出場した佐藤太洋。野球センスがあり、特にフィールディングが抜群。先輩・望月勇哉に近づき、2年後はさらに上をいく選手になってもらいたいです。浜松工では「3番サード」の酒井直人が3安打の活躍。シャープなスイングが目立っていました。(編集部・栗山)
<写真上/最優秀選手賞を獲得した佐野開陸(浜松商)>
<写真下/伸びのあるストレートが持ち味の伊藤信智(浜松工)>
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