秋季中部地区大会1日目(8月11日)~草薙球場レポート
甲子園では常葉大菊川が初戦を突破しましたが、県内では来春のセンバツに向けて秋季高校野球の地区大会から本日から始まりました。
中部大会は草薙球場で2試合が行われ、静清と島田樟誠がコールド勝ちを飾りました。(3試合目の焼津水産対川根は雷雨のため中止。明日12日の草薙球場第3試合に組み込まれています)
<草薙球場・勝ち抜き2回戦>
静清 10 - 0 静岡北(6回コールド)
島田樟誠 16 - 3 藤枝北(7回コールド)
第1試合は静清と静岡北が対戦。静清は最速138キロの注目右腕・石田裕太郎が先発しました。夏前から「静清に素材のいいピッチャーがいる」と耳にして、もの凄く気になっていた投手。秋一発目に見ることができて良かったです。
今日の石田は「9回を投げ切ることを意識していた」と、ストレートの球速は133キロ止まりも、低めギリギリのコースに制球できていました。ゆったりとしたテークバックから、しなやなに腕が振れる本格派らしい本格派。フォームのバランスの良さ、肩関節の柔らかさに釘付けになりました。
6回を投げて2安打無失点。初戦ということで内容的にはまずまずも、これから涼しくなってくれば、もっと状態は上がってくるはずです。「来年の夏までに150キロを投げたい」という大きな目標を持っているだけに楽しみです。
第2試合は島田樟誠の先発・松本大河が好投しました。力強いフォームから右打者の内角低めに130キロ台前半のストレートが決まるパワーピッチャー系です。港中時代はこの夏の静岡を沸かせた小林史弥(島田商)と一緒にプレー。小林の活躍を刺激にさらにレベルアップしてほしいです!(編集部・栗山)
<写真上/石田裕太郎(静清)>
<写真下/松本大河(島田樟誠)>
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