秋季県大会準々決勝(9月22日)~愛鷹球場レポート
秋季高校野球県大会は準々決勝が行われました。愛鷹球場では加藤学園、静岡高が勝利しました。
★第1試合 加藤学園 5-2 清水東
加藤学園は3回に2点を先制。さらに5回にもチャンスを作る。1死二三塁で迎えるのは3番・川上智己。その初球。内角のスライダーをとらえると打球はレフトスタンドの中段へ。「前の試合からいいイメージを持っていた」という川上の3ラン本塁打で加藤学園が一気にリードを広げた。清水東は8回に9番・望月海、3番・杉山勇征のタイムリーで2点を返すも、反撃はそこまで。加藤学園は先発・肥沼竣から2番手・櫻井龍星への継投がピタリと決まり、2001年以来となる秋のベスト4進出を果たした。
加藤学園・米山学監督
「5回の川上の本塁打が大きかった。本塁打は想像していなかったが、思い切りよく振ってくれた。選手たちが頑張ってくれている。明日もこれまで通り、自分達の野球をやっていきたい」
<写真/17年ぶりのベスト4入りを決めた加藤学園ナイン>
★第2試合 静岡高 12-2 知徳(6回コールド)
先制したのは知徳。2回に二死満塁から9番・栗田和斗がレフトの頭上を越すタイムリーを放つ。しかし、静岡高の鮮やかな中継プレーで一塁走者が本塁打でアウトに。すると、その裏、静岡高は相手のミスに乗じて大量7点を奪う。投げては先発の斉藤颯斗が6回12奪三振。打者の手元で伸びるストレートが光った。
静岡高・栗林俊輔監督
「少しずつチームは成長している。斉藤も、前の試合あたりから手応えを掴んできた。1戦1戦、大事に戦っていきたい」
<写真/6回まで毎回の12三振を奪った斉藤颯斗(静岡)>
※なお、草薙球場では御殿場西、清水桜が丘がベスト4進出を決めました。
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