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2018年9月20日 (木)

ボーイズの大会で発見した原石!

 高校野球の秋季県大会が佳境に入ってきましたが、中学野球も新チームの大会が真っ盛りです。
 17日はボーイズリーグの大会へ。県支部秋季大会の準決勝2試合を島田球場で見てきました。試合は島田ボーイズと磐田ボーイズが勝利。それぞれ中日本大会への出場権を獲得しました。

09201 この日、もっともインパクトを残したのは磐田ボーイズの遊撃手・山本和輝です。まず、初回の守備で、三遊間の打球を正面に入って打者を間一髪でアウトに。思わず、「上手い!」と口に出してしまったほどのビッグプレーでした。打球に追いついたのも見事でしたが、そこからファーストに強いボールを投げられる中学生はなかなか見かけません。
 また、打ってもすごかったです。初回の左中間への二塁打に始まり、レフト方向への二塁打、レフト前安打、ライト前安打。計4安打の大活躍を見せました。ヒットならいつでも打てるという雰囲気を持ち、スイングがシャープ。「野球センスの塊」と表現したくなる選手でした。

 09202_2島田ボーイズの二塁手・松本晃充も楽しみな逸材です。バットを高く構え、スイングが鋭い。この日は、なかなか勝負してもらえませんでしたが、その中で甘い球を見逃さずに2本のセンター前安打を放ちました。そして、6回無死一二塁の場面でマウンドに上がると三者連続三振でピンチを切り抜けます。フォームのバランスが良く、体の成長とともに大きく伸びそうな予感がしました。

 この日は上記の2人以外にも、指にかかったときに「オッ」と思わせる右腕・土屋陽斗(駿東ボーイズ)、パンチ力のある1番打者・中原凛太郎(静岡府中ボーイズ)などキラリと光っている選手を多数発見。こういう選手と出会えるから中学野球は面白いです。今月から来月にかけて、また新たな原石を探しに球場やグランドを回りたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上から山本和輝(磐田ボーイズ)、松本晃充(島田ボーイズ)>

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