浜松商出身・伊奈堂(福井工大)が地元・浜松で活躍!
第14回東海地区・北陸・愛知三連盟代表大学野球王座決定戦が今日から浜松球場で始まりました。
各連盟を勝ち抜いた名城大、中部学院大、皇學館大、福井工業大が出場し、明治神宮大会出場1枠を争います。
福井工大は浜松商出身の伊奈堂(3年)がベンチ入り。試合前の素振りから気迫が漲っていました。「これは何かやってくれるぞ」と思っていると、いきなり、2回の2死一二塁のチャンスで代打として登場します。慣れ浸しんだ浜松球場のバッターボックスに立ち、カウント1-1からの3球目。外角のストレートを強振すると、左中間の奥に打球がグングンと伸びていきます。あわやフェンス越えの大飛球。走者が2人生還します。伊奈は二塁ベースを蹴ったあと、三塁でアウトになりましたが、見事に役割を果たしました。打席での集中力、スイングの力強さ。伊奈の長所が存分に発揮されました。
伊奈は大学入学後、故障と木製バットへの対応に苦しみ、何度も挫折しそうになったそうです。そのたびに、これまで支えてくれた人のことを思い、踏ん張ってきたと言います。部員は約190人という大所帯の福井工大ですが、努力が実り、この秋は指名打者や代打で出場。地元・浜松での凱旋につなげました。
しかし、試合は4対5で敗退。終了直後は「どうしても勝ちたったので悔しい」と号泣する姿も。「来年はレギュラーをとって、絶対に全国に行きます」と誓い、浜松球場を後にしました。
もっともっと伊奈のプレーを見たくなったので、来年は北陸にも足を運んでみたいです!(編集部・栗山)
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