静岡リーグの4年生が最後の勇姿!
昨日の静岡リーグ。浜松球場では静岡理工科大対聖隷クリストファー大、常葉大浜松キャンパス対静岡大の2試合が行われました。
最終節の2日目ということで、4年生にとっては最後の試合。これまで静岡リーグを盛り上げてくれた選手たちの勇姿を目に焼き付けてきました。
聖隷クリストファー大の先発投手は2年前、野球部を立ち上げるにあたって中心として動いた澤井翔太。この2年間の思いを込める投球で5回まで1失点の好投。終盤に打ち込まれて逆転負けを喫しましたが、最後まで全力で腕を振り続けたのは立派でした。
一方の静岡理工科大は、8回裏に逆転すると、前日1失点完投勝利した黒川大輝がマウンドへ。3人でピシャリと抑え、有終の美を飾りました。黒川を含め、この日は4年生4人が出場した静岡理工科大。試合後、坂田義之監督は「本当に今年の4年生は頑張ってくれた」と、感謝の言葉を口にしていました。
続く、第2試合は常葉大浜松キャンパスの主将・藤村捷人が好守で存在感を示してくれました。まず2回、ショートの守備で鋭い横の打球に反応して打者走者をアウトに。打っては5回にしぶとくライト前にもっていくと、6回にはセンター前に弾き返しました。
社会人野球のエナジック(沖縄)への入社が内定している藤村。父・宜人氏は1988年にドラフト外で日本ハムに入団した元プロ野球選手です。「これまで父を超えたいという一心で野球をやってきました。社会人でもっと成長して、自分もプロに行きたいです」。アピールポイントの守備はスピード感があり、グラブさばきも確か。さらにこの秋、スイッチヒッターの藤村は両打席で安打を量産。50メートルを6秒フラットの俊足も生かして、右打席で4安打、左打席で14安打をマークしました。
広島・呉港高時代は「3番ショート」で活躍。浜松での4年間で技術と人間性を高め、今度は夢を掴むために沖縄へ。都市対抗や日本選手権で再会できる日が今から楽しみです!(編集部・栗山)
<写真上/聖隷クリストファー大を牽引した澤井翔太>
<写真下/社会人からプロ入りを狙う藤村捷人(常葉大浜松キャンパス)>
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