強肩捕手・叺田本気(中京学院大)が投手としてマウンドへ!
2日は静岡出身選手を追いかけ、岐阜県・可児市(KYBスタジアム)で行われた岐阜リーグの試合を見てきました。
第2試合の中京学院大対岐阜聖徳学園大は、県勢が多く出場しました。
中京学院大では、1年生ながら、磐田東出身の井上直毅が「9番セカンド」で先発出場。シートノックから注目すると、動きのメリハリの良さと、柔らかなグラブさばきが目につきました。試合での結果は3打数無安打、守備では握り替えでのミスなどもあり、満足できる内容ではなかったかもしれませんが、チームのレベルに十分対応している印象を受けました。
さらに、2番投手として浜松開誠館出身の小原光士郎(2年)が登板すると、7回からマウンドに上がったのは、なんと菊川南陵出身の叺田本気(2年)でした。
叺田は高校時代から強肩捕手として注目を浴び、大学入学後は1年時からリーグ戦を経験。2年春からはレギュラー捕手&中心打者として活躍しています。しかし、この日は先発を外れ、「どうしたんだろう?」と気になっていたところでした。「ピッチャー・叺田君」のアナウンスを聞き、急いでカメラを用意。すると、その瞬間、1球目が投げ込まれます。ズドンというイメージの勢いのある剛球に驚いていると、その後も、ほぼストレートで攻め続けます。上半身の力だけで投げていますが、それでも球場のスピードガンで140キロをマーク。さすがに、1イニング持たずに降板も、このままピッチャーとして鍛えた場合、どこまでの球を投げられるのか。地肩の強さはハンパないだけに、見てみたい気もしました!
一方の岐阜聖徳学園大では、「3番ファースト」で静岡西出身の高橋駿(3年)がスタメン出場。浜松工出身の青池洸輝(3年)が代打で登場しました。ともに、無安打に終わり、チームも敗退…。岐阜聖徳学園大は上位2校が進出できる東海地区大学野球選手権へのチャンスが残されています。気持ちを切り替えて、最終週の中部学院大戦に臨んでほしいと思います。(編集部・栗山)
<写真上/リーグ戦初登板となった叺田本気(中京学院大)>
<写真下/パンチ力のある青池洸輝(岐阜聖徳学園大)>
★高校時代の叺田本気のインタビュー記事はこちらからご覧ください。
静岡を巣立つ球児たち2016~叺田本気編・上http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2017/02/2016-3a86.html
静岡を巣立つ球児たち2016~叺田本気編・下http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2017/02/2016-2db3.html
| 固定リンク
「大学野球」カテゴリの記事
- 【大学野球オータムフレッシュリーグin静岡】出場4選手が意気込みを語る!(2025.11.13)
- 主将・金子大悟が導いた東京学芸大の2部優勝(2025.11.01)
- 【東海地区大学野球秋季選手権大会】県勢2チーム敗退、皇學館大は県出身選手の活躍で三連盟出場へ(2025.10.18)
- 【東海地区大学野球秋季選手権大会】静岡産業大が逆転勝利で初戦突破!(2025.10.17)
- 静岡産業大・山口真弥がリベンジ完投!(2025.10.06)





コメント