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2018年12月 4日 (火)

県中学新人大会準決勝&決勝戦レポート!

 1日は、全日本少年春季軟式野球県大会兼県中学新人大会の準決勝と決勝を見てきました。

12041_3 圧倒的な強さで大会を制したのは東海大静岡翔洋中。準決勝で松井天がノーヒットノーランを達成、決勝戦では3投手によるリレーで完封(無安打)しました。とにかく今年の翔洋中はガタイが良く、打線は上位から下位まで迫力十分。どこからでも得点を奪えます。弓桁義雄監督も「全国の強豪と互角に戦える力がついてきた」と、手応えを掴んでいる様子でした。

 この日、一番印象に残ったのは丸塚中のエース右腕・山田悠希。準決勝で東海大静岡翔洋中に敗れて全国出場を逃しましたが、2失点の好投でした。テークバックで左肩が上がり、どことなく桑田真澄(元巨人)に似ているフォーム。角度があって、球も伸びていました。「この冬はコントロールとスタミナをつけていきたい」という山田。ピッチャーらしいピッチャーで今後に注目です。

120402 全国への最後の切符を手にしたのは竜爪中・西奈中の合同チームでした。完封勝利の永野陽大、4安打を放ったキャッチャーの和田裕二郎は1年生と聞いてビックリ。来春の全国でも旋風を巻き起こしてほしいです!
 一方、この秋、快進撃を見せた大淵中・吉原北中の合同チームは惜しくも準決勝で敗退。渡邉貴洋監督は「選手が少なかったり、練習時間が少なかったり、こういう苦しい状況だからこそ全国に行きたかった…」と無念の表情を浮かべるも、「もう一度チームを作り直して、来年は勝ちます」と前を向いていました。(編集部・栗山)

※この結果、来年3月に静岡で開催される全日本少年軟式野球大会へは以下の4チームが出場します。
伊東南中/東海大静岡翔洋中/竜爪中・西奈中/浜松開誠館中

<写真上/ノーヒットノーランを達成した松井天(東海大静岡翔洋中)>
<写真下/準決勝で4安打を放ち、全国出場に貢献した和田裕二郎(竜爪中・西奈中)

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