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2019年2月26日 (火)

ボーイズ県大会はスルガボーイズが優勝&気になった選手たち

 23日はボーイズリーグの春季全国大会県支部予選の準決勝と決勝を見てきました。

 優勝を飾ったのはスルガボーイズ。3月26日から始まる全国大会への出場を決めました。今大会は初戦の磐田ボーイズ戦から、菊川ボーイズ、浜松ボーイズ、島田ボーイズと、すべて強豪を倒しての優勝。工藤隆監督は「子供たちに苦しいことをさせてきた分、なんとか勝たせてあげたかった」と、嬉しそうな表情を浮かべていました。

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 02261そのスルガボーイズで目についたのは準決勝で浜松ボーイズを完封した鈴木友。球速は目測で120キロ台中盤で、相手打者のバットを押し込む伸びと威力がありました。野手では8番打者ながら、ショートを守る湯原颯太が気になった存在。体の軸がブレることなく、きれいにセンター前に持っていく選手で、体ができてくれば面白いと思いました。

 02262準優勝の島田ボーイズは、1年生左腕の亀井海夏人をようやく見ることができました。学童時代はドラゴンズジュニアに選ばれた注目選手。中学に入ってどう成長したのか楽しみでした。決勝戦の先発を任された亀井は4回まで無失点に抑えます。バランスのいいフォームに加え、低めのコントロールが抜群。中学1年生ながらボールの出し入れで勝負できているところがすごいです。5回に逆転を許して全国出場は逃しましたが、間違いなくこの世代をリードする投手になると確信しました。

02263 実はこの日、一番衝撃的だったのは、浜松北ボーイズの村松太智でした。試合前、関係者から「浜松北ボーイズのピッチャーがいい」という情報を聞き、楽しみにしていた投手でした。しかし…、試合が進んでも一向にマウンドに上がる気配がなく、最初はショート、途中からセンターを守っていました。ただ、イニング間のキャッチボールでセンターからライトに投げる姿を見たときのフォームが良く、それだけでも来た甲斐があったなと思っていました。   
 試合は2対18となり、諦めかけた最後の1イニングでした。村松がマウンドに向かいます。2点を許しましたが、ヒジが柔らかく、投げっぷりもいい。素材の良さは十分に感じました。打者6人に対した中で、一球だけ腕を思い切り振ったように見えたのですが、そのときのストレートがえぐかったです!(編集部・栗山)

<写真/上から4年ぶり3度目の優勝を飾ったスルガボーイズナイン、鈴木友(スルガボーイズ)、亀井海夏人(島田ボーイズ)、村松太智(浜松北ボーイズ)>

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