ジャイアンツカップのシニア静岡予選が行われました!
9日、11日の2日間、ジャイアンツカップのシニア静岡代表決定戦を見てきました。まだ寒い時期ですが、夏の本大会に向けての熱い戦いがもう始まっています。
9日は富士シニアのグランドで、藤枝明誠シニア対富士シニア、沼津シニア対掛川シニアの2試合をチェックしました。
富士シニアの先発は若松奏弥。県シニアナンバーワン左腕との呼び声が高い木村光志はレフトの守備からスタートします。若松は春の全国大会に出場する藤枝明誠シニアを5回まで無失点に抑える好投。終盤に少し疲れて失点しましたが、体全体を使うフォームで、球威がありました。
お目当ての木村はまず、バットで見せます。4回に右中間へ本塁打(11日の静岡裾野シニアとの試合でも本塁打を放ったそうです!)。そして、7回にマウンドに上がり、試合を締めました。
第2試合は掛川シニアがコールド勝ち。「3番ピッチャー」の村松洲が活躍しました。投手としては腕をしっかりと振って快投。強いボールが低めにコンスタントに決まっていました。打っては鋭いスイングで内野の間を抜ける打球を放ちました。将来が楽しみな選手です。
そして、10日は浜松シニアのグランドへ。第2試合の浜松シニア対伊東シニアの試合を注目しました。
浜松シニアの先発は榎谷礼央。評判が良く、どうしても見たかった投手でした。この日は抜群の安定感を見せて伊東シニア相手に5回を投げて1安打完封。ストレートに伸びがあり、スライダーもキレキレでした。右足一本で立ったときの姿が美しく、「ピッチャーらしいピッチャー」という印象を持ちました。
もう一人、浜松シニアで気になったのは1年生の遊撃手・進藤天。投げても打っても形が素晴らしく、いかにも「浜松シニアの選手」といった感じです。二遊間のゴロに対し、スピードが落ちることなく捕球して一塁へ送球。一連の華麗な動作に惚れぼれしました。
伊東シニアの1年生左腕・髙清水慧吾も楽しみな逸材です。ヒジのしなりが半端なく、柔らかさが魅力です。まだスピードもないし、高めに抜けることが多々ありますが、焦ることなく、このまま成長してほしいです。(編集部・栗山)
<写真/上から若松奏弥(富士シニア)、榎谷礼央(浜松シニア)、髙清水慧吾(伊東シニア)>
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