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2019年3月

2019年3月30日 (土)

春季中部地区大会2日目(3月30日)~焼津球場レポート

 第1試合は静岡商が快勝。続く、第2試合の静清対藤枝明誠は大熱戦となりました。

<焼津球場>

静岡商 11-1 静岡北(6回コールド)
藤枝明誠 2-0 静清(延長13回タイブレーク)

03301  第2試合は静清の最速145キロ右腕・石田裕太郎(新3年)が登場しました。プロ3球団のスカウトの前で、延長12回まで無失点の快投。立ち上がりはランナーを出したものの、尻上がりに状態を上げていきました。
 一方、藤枝明誠は公式戦初登板の小林大我(新2年)が中盤まで無失点にしのぐと、リリーフした窪田洸大(新3年)も粘りの投球を見せます。
 試合は0対0という息詰まる展開で進み、ついに延長13回に。タイブレークとなったこの回、藤枝明誠はパスボールと4番・山本麻南斗(新3年)の犠飛で2点を奪い、その裏は窪田が気迫で抑えました。
 「もう一度、明誠らしさを取り戻したかった」という藤枝明誠・光岡孝監督。昨秋の中部大会では東海大静岡翔洋戦で13失点、静岡市立戦で9失点と失点が多かっただけに、この冬は徹底的にディフェンス面を鍛えてきたそうです。まさに、今日は藤枝明誠らしく、最後まで全員一丸となり、守り抜いて勝った試合。試合後は勝利の涙を流す選手もいたほどで、この試合にかける思いが伝わってきました。(編集部・栗山)

<タイブレークを制し、喜びを表現する窪田洸大(藤枝明誠)>

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2019年3月29日 (金)

静岡を巣立つ球児たち2019~大代航太郎・下

 オフシーズン企画「静岡を巣立つ球児たち」。今年も「静岡高校野球」編集部が、卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。
 前回に引き続き、大代航太郎(加藤学園)編です。 「静岡を巣立つ球児たち2019~大代航太郎編・上」はコチラ

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静岡を巣立つ球児たち2019~大代航太郎編・下

★不完全燃焼の夏
 3年の夏前、大代は打撃の状態を上げていく。この時期、打順は8番だったが、2試合に一本のペースで本塁打を打ちまくった。「ボールが良く見えて、打てる気しかしなかった」と振り返る。
 そして絶好調で迎えた夏の大会初戦、大代は「8番ライト」で出場する。2打席目にセンター前安打を放ち、チームも勝利。続く相手はプロ注目の水野喬日を擁する湖西だった。
「甘い変化球を狙っていたのですが、思った以上に球が伸びていて、スライダーにもキレがありました」
 水野相手に第1打席、第2打席ともに空振り三振。第3打席の一塁ゴロを挟み、迎えた9回裏二死。2-0から2球ファウルで粘ったものの、最後も空振り三振に終わった。

★芸術よりも野球を選ぶ
 大代が高校卒業後も野球を続03291けようと思ったのは2年の秋頃だった。それまでの希望進路は芸術系の専門学校。幼い頃から漫画タッチの絵を描くことが好きで、高校では芸術系のコースを選択していた。だが、野球を諦めることはできなかった。
「2年の夏が過ぎ、あと1年しか野球ができないってなったときに、もっと野球をやりたいって思うようになりました」
 3年夏が終わり、セレクションを受けたのは東都大学リーグに所属する東京農業大だった。
「やるなら中途半端ではなく、レベルの高い東都のチームを考えていました」
 セレクションでは持ち味の打撃力を発揮する。バッティング練習で2本塁打を放つと、実戦形式でも安打を放つ。すると、すぐに合格の知らせが届いた。

★大学では本塁打量産を目指す
 3年間、結果が出ずに苦しんだこともあった大代。そんな中、加藤学園で学んだことは「心」だった。
「技術よりも、私生活での取り組み方、人への気遣い、礼儀を学びました。この3年間で人として変われたと思います」
 人間的にも一回り大きくなった大代は大学で、さらなる高みを目指す。
「毎日コツコツと練習をして、ホームランをたくさん打てる選手になれたらと思っています」
 最後に現役球児へのメッセージを聞いた。
「例え1年生のときにダメでも、努力を積み重ねていけば、2年生、3年生で巻き返すことができます。高校の3年間は長いようで短いので、1日1日を大切にして下さい」
 静岡のスラッガーから東都のスラッガーへ。大代は大きく羽ばたく。

米山学監督からの贈る言葉

この3年間、いいときばかりではなく、悔しい思いもした中で最後まで一生懸命にやってくれました。練習も良くやり、コイツを何とかしたいと思わせる人間性が魅力です。パワーのある打撃を武器に、大学ではチームに貢献する活躍をしてもらいたいです。

■大代航太郎[おおしろ・こうたろう]外野手/加藤学園/170cm82kg/右投左打
2000年7月2日生まれ、静岡県静岡市出身。小学3年時に「清水ファイターズ」で野球を始める。中学時代は「静岡蒲原シニア」でプレーし、3年夏はエースで活躍。加藤学園では1年春の公式戦から出場した。高校通算23本塁打。卒業後は東京農業大に入学する。

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 帰り際、「もうイラストへの未練はないの?」と伺うと、「それは趣味程度にします」と笑って答えてくれた大代。野球にかける強い思いを感じました。大学でレギュラーを掴み、チームを2部から1部に導いてください。
 今回で『静岡を巣立つ球児たち2019』は最終回となります。みなさんの全国での活躍を期待しています!

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2019年3月28日 (木)

静岡を巣立つ球児たち2019~大代航太郎・上

 7年目を迎えたオフ企画、「静岡を巣立つ球児たち」。「静岡高校野球」編集部が卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。第3回は高校通算23本塁打を放った強打者・大代航太郎(加藤学園)。卒業後は東京農業大に進学する大代のインタビューを2回にわたってお届けします。

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静岡を巣立つ球児たち2019~大代航太郎編・上

03281父との厳しい練習の乗り越えて
 幼い頃から父・茂雄氏(現清水東監督)の影響でソフトボールをプレーした大代。「清水ファイターズ」に入団したのは、島田市から静岡市に引っ越した小学3年生のときだった。4年生と5年生のときは父の監督の下でプレー。県大会出場は叶わなかったものの、6年時にはエースで活躍した。
「お父さんの監督の時はけっこう大変でした。自分にだけ厳しくて。小学5年生のときには辞めたいって思ったこともありました」
 今では、野球の基礎を教えてくれたと感謝するものの、その頃は「なんで自分だけ」と悩むこともあった。
「グランドでも家でもいつも一緒でしたし…(笑)。でも、あの2年間で鍛えられたことは間違いです。特に試合で負けていたとしても最後まで諦めない姿勢は学びました」
 父との厳しい練習と同時に、大代を成長させたのが剣道だった。大代は野球と同時に、小学3年生から剣道も始めている。
「松坂大輔さん(現中日)も小さい頃にやっていたらしくて。お父さんから『1対1の勝負の勉強になるから』と勧められて、中学2年までやっていました」
 競技は違えど、野球もピッチャーとバッターで1対1で勝負することは同じ。戦う姿勢を培うには剣道が最適だった。
 中学は「静岡蒲原シニア」へ。3年間、楽しかった思い出の方が強いと振り返る。
「蒲原シニアの方針としては、小技を使わないで、どんどん振っていく感じなので。それが自分に合っていたと思います」
 豪快にフルスイングする打撃力を身につけた一方で、3年夏はエースとしてマウンドに上がった。

1年春からベンチ入り
 高校は「早く自立したい」と、寮生活を考えていた。そんなとき、話があったのが加藤学園だった。
 入学すると、その迫力あるスイングが米山学監督の目に留まり、1年春の県大会で「背番号13」でベンチ入りする。2回戦の浜松修学舎戦、「8番ライト」で先発出場した。しかし、2打数無安打。レベルの差を感じたという。
「ピッチャーの変化球のキレが中学とは全然違いました」
 技術面とともに苦労したのが体力面だった。高校で練習量が増え、体重が激減する。食べても食べても維持できず、中学のときに88キロあった体重が一時期70キロまで落ちた。当然、持ち味のスイングに影響し、打球が飛ばない。2年夏はベンチに入ることすらできなかった。
 そんな自信を失いかけた大代を救ったのは米山監督だった。
 「自分に合ったスイングを見つけよう」とプロ野球選手の動画を集め、それを参考にするように大代に提案した。
 柳田悠岐(ソフトバンク)、筒香嘉智(DeNA)…。同じ左の強打者の良いところを取り入れ、本来のスイングを取り戻していく。

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「静岡を巣立つ球児たち2019~大代航太郎編・下」は近日中に更新します! 

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2019年3月27日 (水)

春季東部地区大会1日目(3月27日)~裾野球場レポート

 春季大会は本日より、中部地区、東部地区も始まりました。裾野球場で2試合を取材しました。

<裾野球場>
三島北 9-7 吉原
沼津高専 5-0 伊東商

 第1試合は三島北が乱打戦を制しました。4対4で迎えた7回に3点を勝ち越し。8回裏に1点差まで詰め寄られましたが、8回途中からマウンドに上がった平柳航希(新3年)が好リリーフを見せました。

03271  第2試合は沼津高専が快勝しました。2回に1点を先制すると、7回には5番・吉川流石(新3年)の2ラン本塁打などで一挙4点を追加します。投げては先発の小松伊吹(新2年)が安定した投球を展開。伊東商打線をわずか1安打に抑えて完封しました。
 大会前の練習試合はほぼ勝てなかったという沼津高専。それでも、冬場の振り込んできた打撃力を信じ、諸星和真主将を中心に「最後まで集中力を持とう」と声を掛け合って戦ったそうです。次の相手は秋の県王者・御殿場西。諸星主将は「相手は強いですが、今日のような野球をやってチャンスをつかみたい」と抱負を語ってくれました。
 一方、伊東商は3番手で登板した本多太陽(新2年生)が目を惹きました。柔らかいフォームを持つ左腕で今後が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真/2ラン本塁打を放った吉川流石(沼津高専)>

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2019年3月26日 (火)

春季西部地区大会3日目(3月26日)~磐田球場レポート

 今日の磐田球場は袋井勢が勝利。県大会出場に王手をかけました。

<磐田球場>
袋井商 5-1 オイスカ
袋井 15-4 湖西(6回コールド)

03261_1  第1試合は袋井商が初回に5安打を集中して打者一巡の猛攻。5点を先制します。投げてはエース・伊藤優希(新3年)が好投。丁寧に低めを突く投球で、相手打線を3安打に抑えて完投しました。一方、オイスカは新2年生にキラリと光る選手が。4番・鈴木祥汰はパワフルな打撃が魅力で打球音が違います。また、3番手で登板した左腕・高橋佑斗は球持ちがよく、指にかかったときにストレートがよく伸びていました。この夏、さらに秋以降も注目していきたい選手です。

 第2試合は袋井打線が爆発し、計15点を奪いました。本来は4番打者の杉山玄を故障で欠いていますが、それでも迫力十分。鈴木彰洋監督によると、大会前の京都遠征で京都翔英と対戦し、プロ注目の遠藤慎也のボールを見たことで自信を深めたそうです。上位から下位までどの選手もバットが振れ、西部地区では1、2を争う強力打線に仕上がっていると思います。(編集部・栗山)

<写真/安定した投球で完投した伊藤優希(袋井商)>

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2019年3月25日 (月)

静岡を巣立つ球児たち2019~鈴木颯人編・下

 オフシーズン企画「静岡を巣立つ球児たち」。今年も「静岡高校野球」編集部が、卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。
 前回に引き続き、鈴木颯人(掛川東)編です。 「静岡を巣立つ球児たち2019~鈴木颯人編・上」はコチラ

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静岡を巣立つ球児たち2019~鈴木颯人編・下

★3イニングで終わった夏…
 エースの座を目指し、2年の冬場は鴨藤忠博監督のアドバイスでフォームの修正に励んだ。
「もともと投げ方に癖があったのですが、体全体を使えるフォームになったと思います」
 上半身と下半身のバランスが良くなり、腕の振りも速くなった。
 しかし、3年春にヒジを痛める。夏の大会前に復帰し、練習試合では最速となる135キロをマークしたものの、一度もエースナンバーをつけることはできなかった。
 背番号10で挑んだ3年夏は、わずか3イニングで終わる。初戦の城南静岡戦は7回途中からマウンドに上がって1安打無失点。2回戦の掛川西戦も2番手で3分の2イニングを無失点に抑えた。
「もっと投げたかったというのはありますが、自分の力不足でした…」
 不完全燃焼に終わった夏をこう振り返る。

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★4年後のプロを目指して
 大学で野球を続けたいと考え始めたのは2年の秋頃だった。「やるからにはレベルの高いところでプレーしたい」と、冬に創価大の練習に参加した。
「創価大は、田中正義さん(現ソフトバンク)、池田隆英さん(現楽天)が、同学年でドラフト1位とか2位で指名されて、どんなチームなんだろうと興味がありました。そういうチームで自分も成長できればと思いました」
 東京新大学リーグに所属する創価大はリーグ通算45回の優勝を誇る強豪。近年は全国大会でも上位に進出している。
 鈴木は練習参加した際、雰囲気の良さにも惹かれた。
「大学って、自由にやっているイメージを持っていたのですが、創価大は全員の意識がすごく高くて。コーチの方も丁寧に教えてくれて、どうしてもココでやりたいと考えるようになっていきました」
 3年夏の大会が終わると、すぐに創価大のセレクションに向けた準備を進めた。 
 8月のセレクションには、東邦(愛知)、遊学館(石川)、敦賀気比(福井)など、甲子園常連校の選手もいて緊張感もあったが、練習の成果を発揮。自信のあるコントロールをアピールした。
「すごい高校から来た選手ばかりなので自信はなかったのですが、受かってくれって思っていました」
 見事合格が決まると、創価大の佐藤康弘コーチからはこんなアドバイスを受けた。
「ウチには鈴木君よりすごいピッチャーがたくさんいるから下級生で活躍するのは難しいかもしれない。でも、焦ることなく、体を大きくしていけば、3年生、4年生でチャンスがある。そこに向けて頑張ってほしい」
 3年生の秋から冬にかけて鈴木は、その佐藤コーチの言葉を胸に、体力作りに励んだ。今は「4年後にプロ入りしたい」とはっきりと口にする。
「創価大のチーム目標は日本一なので、それに貢献できるピッチャーになりたいです。その上で、4年生になったら、140キロ台の後半を投げたいです」
  最後に現役球児へのメッセージを聞いた。
「結果が出なくて、落ち込むときにもあると思います。でも、クヨクヨしていたら前に進まないので、努力を続けて下さい」
 小学、中学と決して目立った存在ではなかった。高校でも故障に苦しんだ。決してエリートコースを歩んできたわけではないが、コツコツと努力を重ねる心の強さは誰にも負けない。全国トップレベルの創価大で花を開かせる。

鴨藤忠博監督からの贈る言葉

高校から投手となり、まだまだこれから伸びていく選手です。レベルの高い大学に入学し、苦労も多いと思いますが、ひたむきに努力を続けて下さい。大学で成長して、神宮球場のマウンドを踏んでほしいと思っています。

■鈴木颯人[すずき・はやと]投手/掛川東/174cm67kg/右投右打
2001年3月14日生まれ、静岡県掛川市出身。小学2年時に「桜木野球少年団」で野球を始め、6年時に「黒潮旗」で県優勝。桜が丘中では内野手として全国ベスト8進出に貢献する。高校入学後、投手となり、2年春の県大会で公式戦初登板。卒業後は創価大に入学する。

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 昨年の4月、掛川東の左腕・野元優作を目当てに見に行った練習試合。その日の2試合目に登板したのが鈴木でした。当時のスコアにはこんなメモが残っていました。「腕がぶっ飛びそうなくらい振れて、ストレートで空振りがとれる。体にバネがあり、大学で伸びるタイプ」。その後、鈴木の進路が気になっていたのですが、創価大で野球を続けると聞いたときにはすごく嬉しく、絶対に「静岡を巣立つ球児たち」で取り上げようと決めていました。3年後、4年後、どんな姿になって驚かせてくれるのか。期待しかありません。次回は加藤学園・大代航太郎編、お楽しみに!

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2019年3月24日 (日)

春季西部地区大会2日目(3月24日)~浜北球場レポート

 西部大会2日目は浜北球場に行きました。

<浜北球場>
天竜 4-3 浜松江之島(延長10回)
浜松北 13-2 浜松南(5回コールド)

 03241第1試合は延長戦にもつれ込む接戦となりました。延長10回、天竜は6番・鈴木隆也(新3年)のタイムリーなどで2点を勝ち越し。その裏に1点を許すも、エース・小寺海士(新3年生)が踏ん張りました。これで初の県大会出場に王手。4月1日より浜名への異動が決まっている天竜・中道誠監督は「30日に勝って県大会を決めたい」と意気込んでいました。

 続く、第2試合は浜松北の猛打が炸裂しました。3回には注目のスラッガー・金原伊吹(新2年生)が3ラン本塁打。内角のストレートをレフトスタンドに豪快にもっていきました。昨秋までの金原はどちらかというと、逆方向への長打が多かった03242のですが、今日は引っ張っての一発。冬場に体の回転で打つ技術を身につけ、その成果が出たようでした。意外にも公式戦では初本塁打とのこと。「この一発で乗っていけそうです」と、嬉しそうな表情を浮かべていました。(編集部・栗山)

<写真上/タイムリーを打った鈴木隆也を出迎える中道誠監督(天竜)>
<写真下/3ラン本塁打を放って喜ぶ金原伊吹(浜松北)

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2019年3月23日 (土)

高校野球の春季地区大会が開幕しました!

 今日から高校野球の春季西部大会が始まりました。初日は浜松球場へ。この時期としては、かなり気温の低い中、3試合が行われました。

<浜松球場>
浜松大平台 6-3 浜松城北工
浜名 11-1 新居(6回コールド) 
磐田南 17-2 浜松日体(5回コールド)

03231 第1試合は浜松大平台が昨夏県ベスト4の浜松城北工を下しました。初回は4連打にスクイズを絡めて3点を先制。さらに2回に2点を追加します。投げては山田海人(新2年)が変化球を絡ませながら安定して投球で完投しました。

 第2試合は以前から気になっていた新居の左腕・大城綺利也(新3年生)に注目しました。コールド負けを喫したものの、力強いストレートに魅力を感じました。最速で131キロをマーク。夏までに鍛え方次第でまだまだ成長するでしょう。    

 そして、第3試合は磐田南のエース右腕・野澤康生(新3年)が4回を投げて1失点。フォームに力感はないのですが、03233ストレートが走っていました。外部コーチの鈴木平氏(元オリックス他)が「まだこんなもんじゃない。夏までにもっと良くなる」と期待を寄せる選手。次の浜松開誠館戦が楽しみです。また打線では1番打者の森下創(新2年)のシャープなスイングを持ち味に、2安打(三塁打1本)の活躍。チームを勢いづかせる打撃を見せてくれました。(編集部・栗山)

<写真上/山田海人(浜松大平台)>
<写真下/森下創(磐田南)>

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2019年3月20日 (水)

オープン戦 石川ミリオンスターズvs福井ミラクルエレファンツ

 昨日は石川県03201金沢市へ。BCリーグの石川ミリオンスターズと福井ミラクルエレファンツのオープン戦を見ていました。この両チームには静岡県関連選手が5名在籍。全員が出場してくれました。
 
 まず、福井ミラクルエレファンツはルーキーの工藤祐二朗(韮山出身)が「2番セカンド」でスタメン出場。フル出場し、内野安打2本、盗塁1の活躍でした。守備はセカンドだけでなく、7回からファーストへ。慣れないポジションでもソツなくこなしていました。大学時代は出場機会が少なかったのですが、ゲームの中で味を出す選手。試合に出られることに喜びを感じている様子で、溌剌とプレーしていました。
03202 また、2年目の寺田祐貴(磐田東出身)が途中出場。1打席目にレフト前安打を放つと、2打席目は大きなレフトフライ。そして、3打席目にはライト前に持っていきました。1年目は苦労したと聞きますが、打席でいい雰囲気が出てきました。今年は期待できます。
 
 一方の石川ミリオンスターズは、「8番ファースト」の荒川顕人(日大三島出身)が3安打をマーク。大学時代よりも体が一回り大きくなり、スイングが力強くなっていました。さらに、伊藤塁(飛龍出身)が3番手投手で登板。右サイドから139キロのストレートを投げ込んでいました。昨日は安打こそ出ませんでしたが、「3番ライト」で出場した荒谷勇己(静清出身)も楽しみです!(編集部・栗山)
<写真/上から工藤祐二朗、寺田祐貴(ともに福井ミラクルエレファンツ)>

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2019年3月16日 (土)

フジヤマBBCの女子エース・前島悠がクラーク記念国際高校仙台キャンパスへ

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高校では憧れの大谷翔平選手(エンゼルス)のように投打の二刀流で活躍したいという前島

 「U-15フジヤマベースボールクラブ」の女子エースとして活躍した前島悠がクラーク記念国際高校仙台キャンパスに進学することが決まりました。
 前島悠は巧みな投球術を武器に、昨春の全国大会で好投した左腕。1回戦では7回を無失点に抑え、チームを全国初勝利に導きました。(『静岡高校野球2019春号』の「静岡注目選手名鑑」でも紹介した選手です!)
 進学先のクラーク記念国際高校仙台キャンパスは昨年4月に東北初の女子硬式野球として立ち上がったばかりのチーム。「ここから強くなって新たな歴史を作っていけそうだったので決めました」という前島。「高校ではもう少しストレートのスピードを上げて、変化球との差をつけて打ち取っていきたいです」と抱負を語ってくれました。
 ちなみに、同チームの監督は静岡商出身の山崎隆広氏(元楽天)。静岡県民にとってはすごく楽しみなチームが誕生しました!(編集部・栗山)

◆前島悠[まえじま・はるか]
2003年10月27日生まれ、静岡県富士宮市出身。小学1年時から「リトルイースト」で野球を始める。6年時には女子チームの「静岡イーストエンジェルス」で全国ベスト16入り。中学は「U-15フジヤマベースボールクラブ」でプレー。1年秋からエースとなり、3年春の全日本少年軟式野球大会ではチームを全国初勝利に導く。158cm53kg、左投左打。

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2019年3月13日 (水)

静岡を巣立つ球児たち2019~鈴木楓人・上

 7年目を迎えたオフ企画、「静岡を巣立つ球児たち」。「静岡高校野球」編集部が卒業後も野球を続けることが決まっている高校3年生たちに会いに行きます。第2回は柔らかいフォームを持つ本格派右腕・鈴木颯人(掛川東)。卒業後は創価大に進学する鈴木のインタビューを2回にわたってお届けします。 

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静岡を巣立つ球児たち2019~鈴木颯人編・上

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小中時代を振り返る鈴木

★漢人友也の存在
 鈴木が野球を始めたのは小学2年生のときだった。兄の影響で「桜木野球少年団」の「元旦マラソン」に参加し、そのまま入団。すると、同級生の顔が一人あった。
「友也がもう先に入っていて、僕が2番目でした」
 漢人友也(常葉大菊川→中京大)。のちに、甲子園に出場する投手だが、当時からその実力は群を抜いていた。
  漢人は4年時から試合に出場。最上級生になると当然のごとくエースとなる。一方の鈴木はショートやサードを守った。6年時には黒潮旗で県優勝、マクドナルド杯では県準優勝を果たした。
 練習で思い出に残っているのは50センチほどの竹の棒を使い、シャドーピッチングを繰り返したこと。「そこで投げ方の基礎教えてもらい、のちのち生きてきました」と振り返る。
 桜が丘中でも漢人がエースを務め、鈴木は主に「9番セカンド」で出場した。3年春に全国大会に出場。ベスト8に進出した。
「練習で友也が投げたときに、打席に立つのが嫌でした(笑)。すぐ三振してしまうんです。球は速いし、迫力もある。変化球も良かったですね」
 体格的にも、漢人の身長が172センチに対し、鈴木は157センチ。歯が立たない手だったが、そんな逸材と出会ったことを感謝する。
「友也がいたから全国に出場できたし、間近ですごいピッチャーを見ることができて、本当に良かったと思います」

★高校から本格的に投手へ
 高校は掛川東に入学。少しずつ身長も伸び、同学年に投手志望が少なかったことで、「ピッチャーをやってみたい」という気持ちが芽生えていく。学童や中学のときに、わずかながらマウンドに上がる機会があったが、「本格的」と言えるものではなかった。
「最初は『どうしてもピッチャーをやりたい』って、深く考えていたわけではありませんでした。監督から『ピッチャーをできるヤツがいるか』と聞かれ、思わず手を挙げてしまった感じでした」
 そんな鈴木を奮い立たせたのは左腕・野元優作の存在だった。
 03131毎年秋に開催される1年生大会。初戦で常葉大菊川と対戦して敗れた。野元は登板したものの、鈴木の登板機会はなかった。
「その頃、優作がどんどん成長していました。自分は体も技術も追いつかなくて、試合に出られないのは当然ですが、やっぱり悔しくて…。そのあたりから、意識が変わっていったと思います」
 野元に負けられない。自分もマウンドに立って投げたい。ライバル心を燃やし、1年冬は下半身を中心とした体作りと同時に、股関節を柔らかくするトレーニングにも取り組んだ。すると、2年春の県大会は背番号19でベンチ入り。準々決勝ではエース・及川遼のあとを受け、3回途中から登板。試合は7回コールドで敗れたものの、4イニングを投げて2安打1失点の好投を見せる。大きな自信と手応えを掴んだ鈴木は、さらなる高みを目指していく。
 ところが、夏の大会を前に、腰に痛みが走る。
「ちょうど、背番号の発表の日でした。18番をもらったのですが、急に痛くなりました」 
 結局、夏の大会はチームはベスト8に進出するも、1試合も投げずに終わった。一方で野元がブレイクする。準々決勝の日大三島戦でリリーフ登板すると、3回から8回を無失点に抑える快投。そのままの勢いで、秋も野元がエースでチームは勝ち進んだ。

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「静岡を巣立つ球児たち2019~鈴木颯人編・下」は近日中に更新します! 

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2019年3月 9日 (土)

高校野球の練習試合が解禁!

 高校野球の練習試合が解禁となりました。まず昨日は、静清のグランドへ。センバツに出場する札幌第一(北海道)との試合を見てきました。

 03091_2静清の先発投手は2月に145キロをマークした石田祐太郎。立ち上がりからエンジン全開で、ストレートが低めにビシビシと決まっていきます。低めに一個分だけ、ボールの判定となると、もう一度、同じコースへ。制球力とキレは先輩・野村亮介(元中日)を彷彿とさせるものでした。6イニングを投げて4安打1失点6奪三振。打たれた安打うち、半分は内野と外野の間に落ちるポテンヒット。ストレートでしっかりと押し込めていました。
 センバツに出場していたとしても、十分に通用したのではないか思わせる素晴らしい投球。本人も「今日はコースに決められた」と納得の表情でした。一冬の成長を感じることができて嬉しかったです。
 野手陣では1年時から期待している捕手・尾崎友哉が先制のタイムリー三塁打を含む3安打の活躍。逆方向へシャープに打ち返していました。

 そして、今日は駿河総合のグランドへ。プロ注目・紅林弘太郎の仕上がりをチェックしてきました。1試合目の第1打席はショートゴロも、四球を挟み、センター前安打、センター越えの二塁打。2試合目は右中間方向へ2本の二塁打を放ちました。攻守ともクオリティーが高いのはもちろん分かっているのですが、昨秋に比べて「存在感」が出てきた印象を受けました。グランド内、どこにいても「紅林だ」と分かり、「自分を見て欲しい」という無言のアピールがプレーからヒシヒシと伝わってきました。
 03092今年の駿河総合は紅林だけではありません。第1試合で4番に座った安本敬も2打席目に右中間方向に痛烈なライナー性の打球を飛ばしました。もう一人、途中からマスクをかぶった大石嵐士の強肩にビックリ。二塁送球の際に、低いライナーでベースに到達します。聞くところによると、紅林を見に来たプロのスカウトも「あのキャッチャーは誰?」と気にしていたとか。ぜひ、上のレベルに挑戦してほしい選手です!(編集部・栗山)

<写真上/センバツ出場校相手に快投した石田祐太郎(静清)>
<写真下/パンチ力のある安本敬(駿河総合)>

 

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2019年3月 8日 (金)

オープン戦 日大国際関係学部vs青山学院大

 6日は志太スタジアムで行われた日大国際関係学部と青山学院大のオープン戦を見てきました。青山学院大は1月に安藤寧則監督が就任。この日が対外試合の初戦となりました。一方の日大国際関係学部も今春から松崎裕幸監督が指揮をとっています。新監督同士がどんなチームを作っているのか楽しみでした。

第1試合 青山学院大 9-0 日大国際関係学部(5回雨のためコールド)
第2試合 日大国際関係学部 5-2 青山学院大

03081 第2試合、青山学院大の鈴木蓮夢(常葉菊川出身・新3年)が「7番サード」で先発出場しました。高校3年夏は3番打者として県優勝に貢献。甲子園でも2安打を放った強打者です。

 2回に回ってきた第1打席。その初球でした。「上手く反応ができた」と、レフト線に鋭いライナーを飛ばします。二塁打となり、次打者のタイムリーで本塁に生還しました。その後の打席は、ショートへの内野安打とショートゴロ。いずれも、ミートができていました。
 試合後、「今年はリーグ戦でヒットを打ちたいです」と力強く話してくれた鈴木。昨年は春のリーグ戦でデビューするも、まだ安打はなし。ただ、大学入学後、ウエイトトレーニングを取り入れ、確実にパワーはついたようで、近くで接すると、体の芯がしっかしてきたように見えました。まず、目指しているのは三塁のレギュラー。「安藤監督は常に元気を求めています。そういう意味では菊川と似ていると思うので頑張りたいです」。転換期の迎えたチームの中で、チャンスを掴んでほしいです。

03082 一方、日大国際関係学部で印象に残ったのは第2試合に先発した左腕の大石亮人(新3年)。報徳学園時代、3年春に甲子園でも登板した左腕です。この日は5回を投げて2失点。腕の振りが良く、ストレートで差し込めているのが良かったです。引き続き、リーグ戦でもチェックしていきたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/今季はレギュラーを狙う鈴木蓮夢(青山学院大)>
<写真下/青山学院大相手に5回2失点の好投を見せた大石亮人(日大国際関係学部)>

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2019年3月 6日 (水)

オープン戦 ヤマハvs専修大

★3月2日 オープン戦 晴 ヤマハ豊岡球場 

 チーム
専修大 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2
ヤマハ 1 0 5 0 0 0 0 0 × 6

  2日は怪物中学生の余韻に浸りながら、ヤマハ豊岡グランドへ。ヤマハと専修大のオープン戦を見てきました。

03051_3 専修大は4回から、藤枝明誠出身の久保田蒼布(新2年)がマウンドへ。3イニングを投げて1安打無失点の好投を見せました。高校時代と比べて変則のイメージが若干薄れ、力強く投げている印象。それでも、抜群の制球力は変わることなく、ストレート、変化球ともに常に低めに集まっていました。試合後、本人にフォームの変化について尋ねると、「腕の位置は変わっていませんが、まだ試行錯誤しています」とのこと。「その中で、今日は思い切って投げることができて良かったです」と爽やかに話してくれました。昨年は春にリーグ戦デビュー。今年は今の状態をキープしていけば、さらに登板数は増えそうです。

 03052一方、ヤマハは2年目の池谷蒼太が8回から登板しました。高校3年夏、池谷が敗れた相手が久保田を擁する藤枝明誠。それだけに気持ちが入っていたのでしょう。ほぼ全球ストレート勝負。球速は140キロ前後でも回転数が多いです。一球一球、「オリャ~」と声を出しながら、2イニングで4奪三振。高校3年春の大阪桐蔭戦を彷彿させるような凄みのある投球でした。今年1年、池谷がどんな活躍を見せるのか。楽しみでたまらなくなりました。(編集部・栗山)

<写真上/凱旋登板で好投した久保田蒼布(専修大)>
<写真下/持ち味のストレートに磨きがかかる池谷蒼太(ヤマハ)>

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2019年3月 5日 (火)

噂の「怪物中学生」はすごかった!

 2日は県中学選抜野球大会の準決勝も気になりましたが、大東北運動公園に向かいました。開催されていたのは全日本少年軟式野球大会の大東支部予選。どうしても自分の目で確かめたかった中学生がいたからです。
 大須賀中の小城佑太。「アイツは怪物だ」、「あれこそ逸材だ」。そんな噂が昨年末からあちらこちらから耳に入り始めていました。

03051_2 この日は大浜中、城東中、大須賀中の三つ巴での対決。第1試合は城東中と大須賀中が対戦しました。まず、初回、大須賀中の選手が守備位置に散ったときに驚きました。ファーストの守備についた小城はもちろんのこと、ピッチャー・佐野公亮、キャッチャー・鈴木涼太も体が大きいです。
 しかも、試合が始まると佐野が力のあるストレートをビュンビュンと投げ込み、鈴木も強肩。それだけではありません。ショートの太田善士のセンスも抜群(あとから聞いたらまだ1年生でした!)。素材だけなら県トップレベルでしょう。これだけのメンバーが集まっても県大会に出られない西部地区のレベルの高さを感じました。 

 度肝を抜かれたのは2点を追う4回でした。3番の小城が豪快にバットを振り抜くと、打球がライトの柵を越えて、奥に消えていきました。どれだけ飛んだのでしょう。いくら、軟式のボールが変更になり、飛ぶようになったといっても、こんな中学生の打球を見たのは、渡邉隆太郎(東海大翔洋中→帝京→富士重工)以来です。
 呆然としていると、続く佐野の打球もレフトの柵を越えていきます。なんと、3番、4番の連続本塁打。ランニング本塁打ならまだしも、柵越えの本塁打はすごいです。

 試合は大須賀中がタイブレイクの末に勝利。その後、僕は別の取材のために球場を後にしましたが、残って観戦した方の情報によると、2試合目は左腕の小城が先発して完投勝利。三振もたくさん奪ったそうです。次は投げる姿を見に行こうと思います。(編集部・栗山)

<写真/本塁打を放った小城佑太(大須賀中)>

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2019年3月 3日 (日)

オープン戦 国士舘大vs中部大

03031 先月27日は掛川球場で行われた国士舘大対中部大のオープン戦を見てきました。
 国士舘大は常葉菊川勢を中心に県内出身者が何人もいるので楽しみにしていました。

 先発のマウンドに上がったのは山田裕介(常葉菊川出身/新4年)。昨秋のリーグ戦で4勝をマークし、今季はエースとして期待される左腕です。
 この日は2イニングを投げて1安打無失点。初見では打ちづらい独特のフォームに加え、ボールのキレ、コントロールともに文句なし。初速と終速の差がなく、むしろ終速の方が速いのではないかと思うほどキャッチャーミットに向かって伸びてくる球筋でした。マウンド上での風格もあり、今年もやってくれるでしょう。
 そして、7回から新1年生の根来龍真(常葉大菊川出身)がマスクをかぶりました。7回の打席では四球で出塁して本塁へ生還。武器の一つの脚力を見せてくれました。

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常葉菊川出身の山田裕介(左)と増田来希(右)

 投手は山田、野手はドラフト候補の髙部瑛斗を擁し、戦力が充実する国士館大。この日の出場機会はありませんでしたが、主将の増田来希(常葉菊川出身/新4年)は1部昇格に向けて燃えています。「チームをまとめて今年は必ず上げたい」と力強く話してくれました。

 さらに試合後、2015年の夏を沸かせた森亮太(静岡商出身/新4年)と再会することができました。本人と話すのは約3年ぶり。高校時代よりも体が引き締まった印象で顔つきも大人っぽくなっていました。

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静岡商出身の森亮太。今季はリーグ戦での登板を目指す

 国士舘大入学後、下級生時はリーグ戦で登板機会があったそうですが、昨年は未登板。それだけに、「このキャンプでアピールしたい」と必死に取り組んでいます。「大学ではコントロールが良くなりました。弟には負けていられないので…」。弟とは桐蔭学園(神奈川)の主将・森敬斗。『静岡高校野球2019春号』でも特集した注目選手です。そんな弟に対し、亮太は「甲子園ではケガだけには気を付けて、敬斗らしいプレーをやってほしい」と期待。兄弟で刺激し合って、頑張ってほしいです。(編集部・栗山)

<プレー写真/上々の仕上がりを見せる山田裕介(国士舘大)>
 

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