高校野球の練習試合が解禁!
高校野球の練習試合が解禁となりました。まず昨日は、静清のグランドへ。センバツに出場する札幌第一(北海道)との試合を見てきました。
静清の先発投手は2月に145キロをマークした石田祐太郎。立ち上がりからエンジン全開で、ストレートが低めにビシビシと決まっていきます。低めに一個分だけ、ボールの判定となると、もう一度、同じコースへ。制球力とキレは先輩・野村亮介(元中日)を彷彿とさせるものでした。6イニングを投げて4安打1失点6奪三振。打たれた安打うち、半分は内野と外野の間に落ちるポテンヒット。ストレートでしっかりと押し込めていました。
センバツに出場していたとしても、十分に通用したのではないか思わせる素晴らしい投球。本人も「今日はコースに決められた」と納得の表情でした。一冬の成長を感じることができて嬉しかったです。
野手陣では1年時から期待している捕手・尾崎友哉が先制のタイムリー三塁打を含む3安打の活躍。逆方向へシャープに打ち返していました。
そして、今日は駿河総合のグランドへ。プロ注目・紅林弘太郎の仕上がりをチェックしてきました。1試合目の第1打席はショートゴロも、四球を挟み、センター前安打、センター越えの二塁打。2試合目は右中間方向へ2本の二塁打を放ちました。攻守ともクオリティーが高いのはもちろん分かっているのですが、昨秋に比べて「存在感」が出てきた印象を受けました。グランド内、どこにいても「紅林だ」と分かり、「自分を見て欲しい」という無言のアピールがプレーからヒシヒシと伝わってきました。
今年の駿河総合は紅林だけではありません。第1試合で4番に座った安本敬も2打席目に右中間方向に痛烈なライナー性の打球を飛ばしました。もう一人、途中からマスクをかぶった大石嵐士の強肩にビックリ。二塁送球の際に、低いライナーでベースに到達します。聞くところによると、紅林を見に来たプロのスカウトも「あのキャッチャーは誰?」と気にしていたとか。ぜひ、上のレベルに挑戦してほしい選手です!(編集部・栗山)
<写真上/センバツ出場校相手に快投した石田祐太郎(静清)>
<写真下/パンチ力のある安本敬(駿河総合)>
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