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2019年4月

2019年4月28日 (日)

春季高校野球県大会が始まりました!

 昨日から春季高校野球から県大会が始まりました。

04281  浜松球場の第1試合では藤枝明誠と浜松商が激突。浜松商が8対2で勝利しました。
 勝利に貢献したのは8回を2失点に抑えた先発投手の湖東遼馬(3年)です。昨秋まではベンチ外の野手でしたが、冬の間に鈴木祥充監督から「ピッチャーらしい」と勧められて投手に転向。この日のストレートの球速は最速130キロながら、チェンジアップなどの変化球を巧みに操り、相手打線に的を絞らせませんでした。
 「公式戦でここまで長いイニングは初めてだった」という湖東。軸となる投手の不在に苦しんでいた浜松商に、大きな光が差し込めた1勝となりました。
 一方の藤枝明誠は8回に登板した2年生・大石航が気になった存在。181センチの長身から低めに決まるいいボールを投げていました。この日は1イニングを投げて2奪三振。今年の2年生は好左腕が多いのですが、また一人楽しみな投手が出てきてくれました。(編集部・栗山)

<写真/8回を2失点に抑えた湖東遼馬(浜松商)>
 

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2019年4月16日 (火)

春の大学野球シーズンが始まりました!

04161  大学野球は春のリーグ戦の季節となりました。
 14日は菊川球場へ。静岡リーグの常葉大浜松キャンパスと日大国際関係部の試合を見てきました。
 日大国際関係学部が9回2死から同点に追いつくと、タイブレークに突入した延長12回に4点を奪って勝ち切りました。
 延長12回を一人で投げ抜いた臼井健雄(3年)は「続木悠登さん(現日本製鉄東海REX)、小澤拓馬さん(現パナソニック)が抜けて弱くなったと言われるのが嫌だった」と、計170球の熱投。「去年の全国はスタンドにいて悔しい思いをしたので、今年は自分があそこで投げます」と力強く語ってくれました。
  野手では「4番センター」の丹羽敬太(4年)が活躍しました。右中間の打球をダイビングキャッチしたかと思えば、延長12回には試合を決定づけるセンターオーバーのタイムリー三塁打。50メートル6秒フ04162ラットという脚力も光ります。静岡産業大出身の大盛穂(現広島)にタイプ的には近い身体能力に長けた外野手を発見しました。
 一方、常葉大浜松キャンパスは延長12回にルーキーの鈴木海斗が代打で登場。レフト前安打を放ちました。静岡商出身で3年夏は4番に座った強打者。リーグを代表する強打者に成長してもらいたいです。

  04163県外でも静岡出身選手が頑張っています!
 関西学生リーグでは立命館大が開幕週で勝ち点をゲット。県勢2人が活躍しました。開幕戦の5回に大本拓海(掛川西出身/4年)がレフト線へ二塁打。次打者の安打で本塁に生還します。すると、9回から、山梨智也(静岡東出身/3年)がマウンドへ。140キロを超える速球を武器に1イニングを無失点に抑えました。
04164  東京新大学リーグからも嬉しいニュースが。東京国際大の森伊晃基(知徳出身/2年)が13日に2番手として登板。8回、9回を無安打に抑える好投を見せました。東京国際大は今年、元プロの角富士夫氏(元ヤクルト)が監督に就任。新しく生まれ変わるチームの中で、さらなる飛躍を期待したいです!(編集部・栗山)

<写真/上から臼井健雄 (日大国際関係学部)、 鈴木海斗(常葉大浜松キャンパス)、大本拓海(立命館大)、森伊晃基(東京国際大)>

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2019年4月13日 (土)

春季中部大会決勝&3位決定戦レポート!

  <草薙球場>
★決勝戦 静岡商 3-1 常葉大橘
★3位決定戦 東海大静岡翔洋 2-1 静岡学園

  04131 春季高校野球中部大会は静岡商が常葉大橘を下して優勝を飾りました。
 静岡商は1点を追う5回に相手のエラーで同点とすると、6回には4番・藤好悠(3年)がライトスタンドへ勝ち越しのソロ本塁打を放ちます。
 投げては先発の勝間田康生(3年)が5回まで1失点に抑える好投。さらに6回からは髙田琢登(2年)がマウンドへ。腕がビュンビュンと振れ、4イニングに完ぺきに抑えました。9回には最速タイとなる144キロをマーク。一冬、ほぼボールを使わずに体のケアに取り組んだことで、ようやく本来の姿に戻ってきたようです。県大会では、さらにすごい投球を見せてほしいです。

 3位決定戦は東海大静岡翔洋が勝利しました。なんと1年生の松下陽真が先発。5イニングを無失点に抑えました。試合後、本人は「決め球が甘くなってしまった」と納得がいかない表情でしたが、堂々とした投げっぷり。今後が楽しみになる投球でした。一方、静岡学園は2番手で登板した左腕・坂田智哉(2年)が存在感を発揮。キレのあるストレートと曲がり幅の大きい変化球を武器に、6イニングを無失点に抑えました。(編集部・栗山)

<写真/優勝に喜ぶ静岡商ナイン>
 

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2019年4月 8日 (月)

駿河総合・紅林が日本代表合宿で躍動!

 昨日は、高校日本代表候補による国際大会対策研修合宿を取材しました。

04081  県内からは紅林弘太郎(駿河総合)が参加。この日のシート打撃では2打数無安打も、前日の実戦練習では奥川恭伸(星稜)から二塁打を放ちました。また、163キロをマークして話題となっている佐々木朗希(大船渡)のボールを打席で体感。「打っても守っても静岡では見たことのないボールでいい経験になった」と、収穫と口にしていました。さすがに、昨日は3日目ということで、少し疲れが見えていましたが、代表クラスの選手に混ざっても、平然とプレーしていたのがすごいです。『静岡高校野球2019夏直前号』(6月下旬発売予定)でも、この合宿の様子やインタビュー記事を掲載できればと思います。

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取材を受ける紅林(左)と森(右)

 もう一人、注目したのは島田ボーイズ出身の森敬斗(桐蔭学園)。「同じショートにもいい選手がたくさんいたので、負けていられないと思った」と抜群の存在感を発揮しました。昨日のシート打撃では神奈川のライバル・及川雅貴(横浜)からライト前安打。アグレッシブな守備も際立っていました。さらに、チームを代表し、次の練習の詳細をコーチ陣に聞きに行く場面も。チームリーダーとしても楽しみな存在です。(編集部・栗山)

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2019年4月 5日 (金)

小笠地区で中学野球の注目大会が開催されます!

Photo  毎年、好選手が輩出される小笠地区の中学軟式野球。今年も4月、5月に2つの注目大会が開催されます!

 まず、「小笠地区中学野球ペナントレース」が今月7日に開幕します。小笠地区のレベルアップを目的に、2006年
から実施されて、今年で13回目。掛川、菊川、御前崎地区の計14チームが対決します。対戦カードは画像をご覧ください。

13  また、5月3日、4日には「第13回小笠選手権大会」も開催されます。今年は東京の強豪・駿台学園中や春の全国大会に出場した浜松開誠館中も参戦。小笠地区からは予選を勝ち抜いた8チームが出場します。また、中学野球としては珍しいDH制が導入されるそうです。

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2019年4月 4日 (木)

県大会出場の24校が決定!

 春季高校野球は県大会出場の24チームが決定しました。

<東部地区>
三島北/日大三島/御殿場西/加藤学園/桐陽/飛龍/吉原工/富士市立

<中部地区>
清水桜が丘/東海大静岡翔洋/静岡商/駿河総合/常葉大橘/静岡学園/城南静岡/藤枝明誠

<西部地区>
常葉大菊川/袋井/磐田農/浜松西/浜松工/浜松商/浜名/天竜

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04041  昨日は愛鷹球場へ。第2試合は三島北がプロ注目・栗田和斗を擁する知徳を撃破し、4年ぶり2度目の県大会出場を決めました。
 1点を追う6回、2死満塁から6番・篠原晴人の2点タイムリーで逆転。投げては左腕の吉田望海が、緩急を巧みに使って、知徳打線をわずか2安打に抑えました。この快投に吉田は試合後、「自分でもびっくりした」と笑顔。「沼津ヤング」時代は控え投手も、高校入学後にフォームが安定し、内角をつけるようになったとのこと。球速は110キロ台でも勝てることを証明してくれました。
 一方、知徳の栗田はプロ6球団のスカウトがスタンドで見守る中、プロのスピードガンで最速となる144キロをマーク。2回にはストレートで押しまくり、三者連続三振もありました。ただ、まだイニングによって状態のバラつきがあり、リズムも作れませんでした。素材は間違いないだけに、夏に向かってどう進化するのか注目したいです。(編集部・栗山)

<写真/チームを県出場に導いた吉田望海(三島北)>

 

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2019年4月 1日 (月)

春季東部地区大会3日目(3月31日)~富士球場レポート

 昨日は東部大会2回戦を富士球場で見てきました。

<富士球場>
富士市立 10-2 富岳館(7回コールド)
吉原工 8-6 富士(延長11回)
04011
 第2試合は吉原工が逆転勝利で県大会出場に王手をかけました。9回2死から2番・遠藤琉稀斗のタイムリーで同点。さらに延長11回には4安打を集中して計3点を奪いました。エースの渡邊浩季は、勢いのあるフォームから内角をガンガンと攻める強気の投球。スライダーもキレていました。
 一方、富士は序盤に3点リードしながらミスからの敗退。ただ、ポテンシャルの高い選手は揃っているだけに、チーム力を高めていけば夏は上位進出の可能性もあると思います。(編集部・栗山)

<写真/延長戦を制して喜ぶ吉原工ナイン>

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