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2019年6月

2019年6月28日 (金)

浜松工・塩﨑栄多の打撃練習を見てきました!

06281 今日は夏の大会を前に状態が上がっているという浜松工・塩﨑栄多(3年)の練習を見てきました。

 春の県大会では13打数5安打でベスト4進出に貢献するも、塩﨑の実力からしたら物足りないものでした。
 それが今日の打撃練習を見て驚きました。外野の奥に大飛球を連発。とにかくフライが高く上がります。先日の紅林の特大弾も凄かったですが、それに匹敵するくらいの衝撃度でした。
 スイングの軌道が春よりもスムーズに。トップからインパクトにかけて無駄な動きが省かれ、いい角度でバットが入っていました。もともとフォロースルーで背中にバットがあたるくらい迫力があったのですが、そこにリストの柔らかさが加わり、確実性が高まっている印象です。
 「今は力を抜いて、下半身で振ることを意識しています」という塩﨑。第4シードの浜松工は初戦から実力校との対戦になりますが、「夏はチャンスで一本を打って甲子園に行きます」と誓ってくれました。(編集部・栗山)

◆塩﨑栄多 [しおざき・えいた]
2001年7月2日生まれ、静岡県浜松市出身。小学生時代は日本舞踊を習い、中学1年時に北浜中で野球を始める。3年夏の中体連では1番打者を務めて県大会出場。高校入学後、2年春からレギュラーとなり、高校通算10本塁打。高い身体能力を誇るプロ注目の大型外野手。182cm76kg、右投左打。

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2019年6月27日 (木)

駿河総合・紅林弘太郎、高校通算38本塁打目は特大弾!

 昨日は、西ケ谷球場で行われた清水西と駿河総合の練習試合を見てきました。

06271  スタンドでプロ数球団のスカウトが熱視線を送る中、ドラフト候補の紅林弘太郎(3年)が高校通算38本目となる本塁打を放ちました。
 3打数3安打で迎えた9回、走者満塁の場面で打席が回ってきます。その初球。力感のないフォームでしたが、打球はグングンと伸びて、左中間の場外へと消えていきました。「バットの先っぽでした…」と本人は納得していないようでしたが、一球で仕留める集中力はさすがでした。
 また守備でも、二遊間の打球をダイビングでキャッチしたり、強肩を披露したり、次々とポテンシャルの高さを発揮。ワクワクとさせるプレーの連発でした! 「夏までにもう少し状態を上げていきたい」という紅林。雑誌『静岡高校野球2019夏直前号』では、学童時代からの「紅林伝説」を記事にしましたが、この夏はそれを上回る伝説を作ってくれそうです。

06272  一方、清水西で目についたのは「2番ショート」で出場した古村尚暉(3年)。第1打席に、いい形でライト方面にフライを放つと、第3打席では右中間を破る三塁打。バットの軌道がスムーズで、シャープに振り抜けていけました。隠れた好選手を発見しました!(編集部・栗山)

<写真上/特大満塁本塁打を放った紅林弘太郎(駿河総合)>
<写真下/打席センスのある古村尚暉(清水西)>

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2019年6月25日 (火)

オープン戦 ヤマハvsパナソニック

★6月25日 オープン戦 晴 ヤマハ豊岡球場 

  チーム
パナソニック 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
ヤマハ 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

 今日は都市対抗本大会を控えたヤマハのオープン戦を見てきました。
 先発の近藤卓也は初回、2四死球でピンチを作るも、相手の3番、4番、5番に対して三者連続三振。その後、2回に1点を失いましたが、5回を3安打1失点にまとめました。140キロ台中盤から後半の強いストレートを武器に、エースの貫禄も出てきた印象です。
 2番手以降の九谷青孝緒方太地池谷蒼大(静岡高出身)もそれぞれ持ち味を発揮し無失点。投手陣は順調な調整ぶりをアピールしました。

06251  打線は2回に、前野幹博が右中間に特大本塁打。東京ドームでも一発を期待したいです! また、三菱重工名古屋からの補強、秋利雄佑(常葉菊川出身)が「3番サード」で先発出場。この1年で、ヤマハは元気のいいチームに生まれ変わりましたが、今回、秋利が入ったことで、さらに明るくなりました。秋利は常に声を出して、周りとコミュニケーションをとり、ときには盛り上げ役にもなっています。9回の打席で左中間を破る二塁打を放つと、ヤマハベンチはお祭り騒ぎに。プレー以外でも存在感があり、最強の補強になってくれそうです。

06252   一方のパナソニックは、小澤拓馬(日大三島、日大国際関係学部出身)が遠征に帯同していました。途中、ブルペンで投げ始め、出番があるかなと期待しましたが、この日は残念ながら登板なし。それでも、元気な姿を見ることができて良かったです。
  社会人入社後、公式戦で登板したのはJABA京都大会での1イニングのみ。層の厚い投手陣の中、都市対抗予選ではベンチに入ることができなかったそうです。「可能性はあると思うので、本大会ではベンチ入りしたい」とのこと。チャンスをものにし、東京ドームにマウンドに立ってもらいたいです!(編集部・栗山)

<写真上/ヤマハに補強で加入した秋利雄佑(三菱重工名古屋)>
<写真下/東京ドームで登板を狙う小澤拓馬(パナソニック)>

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2019年6月22日 (土)

静岡大会の組み合わせが決定!

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 第101回全国高校野球選手権静岡大会の組み合わせ抽選会が本日開催されました。今年も1回戦から楽しみなカードが目白押しです。静清対富士宮東、静岡学園対知徳…。どの試合も目が離せません。開幕まであと2週間。選手のみなさんは、悔いが残らないように万全な調整をしてほしいです。
 なお、7月6日の開幕戦は東海大静岡翔洋対聖隷クリストファーに決定! 選手宣誓は伊豆総合の谷口悠主将が務めます。

★組み合わせの詳細はこちらから→ http://shizuoka-hbf.com/wordpress/shbf/Databox/Game_summer.pdf

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2019年6月20日 (木)

知徳・栗田和斗の進化を目撃しました!

06201  昨日は『静岡高校野球2019夏直前号』の表紙を飾ってくれた栗田和斗(知徳)を最終チェックしてきました。
   先日の練習試合では、自らの球速のマックスを更新する147キロをマーク。今年の静岡では県最速タイとなり、150キロも視界に捉えてきました。
 昨日もプロのスカウトがスタンドで見守る中、先発のマウンドへ。初回こそ2安打を浴びたものの、2回からエンジンがかかっていきます。
 当初、3回から5回を投げる予定でしたが、「何かを掴みかけた」と7回まで延長。ストレートと変化球が冴え渡り、2回から7回は1安打無失点。計7回で10三振を奪いました。
 スピード的には141キロ止まりも、僕がこれまで栗田を見てきた中で「ベスト投球」と断言できる内容でした。この春まではどうしても制球に不安があり、四球から崩れる場面を見てきました。それが、この日、与えた四球は初回の1つのみ。ボールスリーとなってからも、攻めながら粘れるようになったのは大きな成長だと思いました。
 「夏は圧倒するピッチングを見せて、甲子園に行きたい」という栗田。昨秋から今春にかけて少し体型が大きくなり過ぎていた感じがありましたが、ここにきて締まってきた印象も。その影響か、体にキレも出てきました。投げれば投げるほど進化する大器。この夏、やってくれそうな予感がしました!

 一方、島田樟誠では、2年生左腕の杉原陸太が7回から登板。ものすごく腕が振れて、気持ちのいい投球を見せてくれました。この日は3イニングを1安打無失点の好投。夏はもちろん、秋以降も注目していきたいです。

<写真/プロ注目の栗田和斗(知徳)>

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2019年6月19日 (水)

静岡市立・森田健介が完全復活!

  昨日は優勝候補の一角・静岡市立と清流館の練習試合へ。
06191  圧巻の投球を披露したのが静岡市立の右腕・森田健介(174cm75kg、右投右打)でした。7回から3イニングを投げて無安打。しかも、打者9人に対して7三振を奪いました! 昨秋から今一つ状態が上がらず、心配していた右腕。昨日は回転数の多いストレートが走りまくり、見ているこちらをゾクゾクとさせる気持ちのいいボールを投げてくれました。
 この1年間はフォーム固めと故障に苦しんだという森田。もうワンランク上にいくためにフォームを改良するも、思うような結果が出ず。さらに脇腹の故障もあり、「苦悩した」と振り返ります。夏の大会が迫った先月、森田は安井信太郎監督、鈴木康一コーチと相談し、思い切って1年時のフォームに戻すことを決断。すると、数週間でピタリとハマり、本来の腕の振りが甦ってきたそうです。
 ただ、元に戻しただけではなく、トレーニングで体が出来上がった分、球に力強さが加わっています。本人も「指にかかるようになった」と笑顔。静岡市立は渡邉幹樹、高橋孝輔と好投手を揃えていますが、ここにきての森田の復活はかなり大きいでしょう。(編集部・栗山)

<写真/森田健介(静岡市立)>

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2019年6月18日 (火)

『静岡高校野球2019夏直前号』の取り扱い書店についてのご案内

 「静岡高校野球2019夏直前号」が明日19日に発売となります。今年は以下の128書店で取り扱っていただけることになりました。すでに、今日の昼から店頭に並んでいる書店もあるそうです! 今回の「静岡高校野球ノンフィクション」では、2000年夏の決勝戦、甲子園まであと1人に迫りながら4連続四球で涙を流した常葉菊川・河原﨑卓さんの人生にスポットをあてました。今夏の注目選手の記事はもちろん、ぜひ河原﨑さんの物語も読んでもらえると嬉しいです!

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<東部地区>

谷島屋富士宮店/大垣書店イオンモール富士宮店/岳陽堂書店/静岡谷島屋松岡ショップ/TSUTAYA本吉原店/あおい書店富士店/未来屋書店富士南店/戸田書店富士店/えみたすアピタ富士吉原店/戸田書店富士宮店/富士江崎書店/亀屋書店/マルサン書店仲見世店/マルサン書店サントムーン店/えみたすピアゴ香貫店/文盛堂書店/まりや書店/戸田書店沼津店/長倉書店サントムーン店/芹沢百貨堂/TSUTAYA函南店/三島ブックセンター/くまざわ書店沼津アントレ店/焼津谷島屋アピタ大仁店/TSUTAYAすみや三島店/文教堂書店伊東店/TSUTAYA沼津学園通り店/BOOKSランケイ社/戸田書店御殿場店/文教堂大仁店/サガミヤ広野店/TSUTAYA御殿場店/岩上書店/戸田書店リブレ裾野店/戸田書店函南店/くまざわ書店三島店/マルサン書店駅北店

<中部地区>

佐塚書店栄町店/藤枝江崎書店駅南店/焼津谷島屋登呂田店/TSUTAYA相良店/いろは堂宮川店/焼津谷島屋大富店/未来屋書店焼津店/TSUTAYAグランリバー大井川店/藤枝江崎書店BIVI店/戸田書店藤枝東店/えみたす焼津店/えみたすピアゴ榛原店/焼津谷島屋アピタ島田店//TSUTAYA藤枝瀬戸新屋店/島田書店花みずき店/TSUTAYA静岡西脇店/谷島屋高松店/谷島屋マークイズ静岡店/柏屋書店/MARUZENジュンク堂新静岡店/吉見書店竜南店/TSUTAYAすみや静岡本店/えみたすアピタ静岡店/江崎書店イトーヨーカドー静岡店/蔦屋書店静岡平和町店/吉見書店長田店/静岡谷島屋新流通店/谷島屋書店パルシェ店/戸田書店静岡本店/シミズブックス/万栄堂本店/大和文庫本店/TSUTAYA清水春日店/TSUTAYA押切店/江崎書店ベイドリーム清水店/未来屋書店/戸田書店江尻台店/大和文庫不二見店/TSUTAYA清水辻店

<西部地区>

本の王国ザザシティ浜松店/笠井文泉堂/ラフレ書店初生店/明屋書店渡瀬店/神沢書店/アマノ書店有玉店/谷島屋浜松本店/明屋書店イケヤ高丘店/谷島屋医大病院売店/ぶっくす三峰下石田本店/アマノ入野店/谷島屋三方原店/ブックセンター豊文堂豊岡店/精文館書店領家店/谷島屋連尺店/ブックスかわむら/谷島屋イオンモール浜松店/未来屋書店浜松市野店/豊文堂(三ケ日)/本の王国浜松西店/明屋書店イケヤ高林店/TSUTAYA佐鳴台店/天竜谷島屋(二俣)/アマノアクト北店/アマノ高丘店/アマノ三方原店/谷島屋本沢合店/ジャンボTSUTAYA浜松中央店/谷島屋サンストリート浜北店/谷島屋エキマチ店/明屋書店イケヤ湖西店/JACK/えみたすアピタ浜北店/中央堂書店/谷島屋アピタ磐田店/谷島屋ららぽーと磐田店/菊川佐塚書店/三原屋書店中央店/TSUTAYAすみや磐田南店/明屋書店イケヤ磐田東店/未来屋書店袋井店/三原屋書店アピタ掛川店/精文館書店豊田町店/江崎書店袋井店/宮脇書店磐田浅羽店/谷島屋書店磐田店/TSUTAYA袋井国本店/宮脇書店掛川店/戸田書店掛川西郷店/戸田書店リブレ菊川店

<関東地区>
東京神保町・書泉グランデhttps://www.shosen.co.jp/

<Amazon>
https://amzn.to/2KY2Sga
    
※Amazonは6月26日発売となります。

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2019年6月17日 (月)

ジャイアンツカップ予選は掛川シニア&菊川ボーイズが本予選へ

 昨日はジャイアンツカップにつながる静岡県知事杯第6回静岡県中学生硬式野球選手権大会予備予選を見てきました。
 結果の以下のようになりました。

◆掛川シニア10-0浜松インフィニティ(4回コールド)
◆菊川ボーイズ5-1浜松インフィニティ
※掛川シニア、菊川ボーイズは6月22日から開催される本予選出場を決めました。組み合わせはこちら→https://www.netto.jp/boysleagueshizuoka/

06171  この日、気になったのは菊川ボーイズの「2番セカンド」の杉本皓聖。守備では二遊間の打球に対して素早く反応して打者走者をアウトに。打っては3回にレフトオーバーのタイムリーを放ちました。
 菊川ボーイズは先日のスポニチ杯日本少年野球大会選手権大会で初戦敗退。杉本は「悔しさしかなかった」と、もう一度、原点に戻り、持ち味の泥臭いプレーを前面に出し、この日の活躍につなげました。
 次戦の相手は強豪・静岡蒲原シニア。「ボーイズの意地を見せて全国に出たい」と、高らかに宣言してくれました。(編集部・栗山)

<写真/タイムリーを放って喜ぶ杉本皓聖(菊川ボーイズ)>

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2019年6月14日 (金)

「静岡高校野球2019夏直前号」の内容のご紹介!

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「静岡高校野球2019夏直前号」
県内の書店では6月19日発売
60ページ/定価650円

 いよいよ夏の高校野球は、来週の土曜日(22日)に組み合わせ抽選会が行われます。今年は初戦からすごいカードが生まれそうな予感がして、今からドキドキしています!

 そんな楽しみな夏が迫る今日この頃、『静岡高校野球2019夏直前号』も完成しました。今年は6月19日に発売となります。そこで今日は内容と目次を紹介させて下さい!
 まず、巻頭では「注目選手名鑑100」と題し、選りすぐりの逸材100名をピックアップしました。プロ注目のドラフト候補から隠れた逸材まで、県内津々浦々、くまなく歩いて探してきました。
 特集タイトルは「ノーシードの嵐」。ノーシードから巻き返しを狙う選手やチームにクローズアップしました。そして、令和元年のイチオシ注目選手にも直撃取材。恒例の10の質問をぶつけてきました。
 ぜひ、大会を前に『静岡高校野球』で注目選手などをチェックしてもらえると嬉しいです! 

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令和元年の夏はこの選手に注目せよ
2019 注目選手名鑑100

スーパー1年生図鑑

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特集 
ノーシードの嵐

2019年夏 最注目スラッガー・紅林弘太郎(駿河総合)
「紅林伝説」を見逃すな!

静高が誇る最強打者・齋藤來音(静岡高)の逆襲
「待ってろ! 石川昴弥」

魂のエース・小林史弥(島田商)が戻ってくる
あの夏から1年――。

静清・長田仁志新監督インタビュー
「当たり前のことが当たり前にできるチームへ」

最速145キロ右腕・石田裕太郎の宣言
「静清を勝たせます!」

日大三島
「脱・マン振りで打ち勝て!」

清水東
「間を制す」

磐田農
「下剋上」

誠恵
「歴史を変えようぜ!」

浜松城北工
「旋風よ、再び」

策士、見城喜哉が明かす
ノーシードから勝ち上がる七箇条

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注目選手に聞く! 10の質問
夏賀貞伍(御殿場西)/大野裕哉(富士宮東)
市川大晴(常葉大橘)/堀田伊吹(藤枝東)
伊藤勝仁(常葉大菊川)/塩﨑栄多(浜松工)
徳久遼(浜松湖北)

【静岡高校野球ノンフィクション】
「夢なら醒めないで
~河原崎卓を襲った悲劇の1イニング~

【進路ガイド2019】
どうしてもプロ野球への夢を諦めきれない君へ
「独立リーグ」の世界を知っているか?

2018年夏の静岡大会準々決勝
島田商×静岡市立
~歴史の残る死闘をベンチの視点から振り返る~

2019注目「監督」名鑑

中学野球スカウティングレポート<2019夏>

あの選手はどこへ?
昨夏静岡を盛り上げた選手たちの進路リスト(裏表紙)

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<販売問い合わせ>
しずおかオンライン
電話 054-275-3335/FAX 054-275-1301
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※東京では、書泉グランデ(神田神保町)にて発売します。→https://www.shosen.co.jp/grande/
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2019年6月13日 (木)

山岸ロジスターズが初優勝!

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 9日は西ケ谷球場で行われた全日本クラブ野球選手権大会東海地区静岡県予選を見てきました。
06133  優勝を飾ったのは山岸ロジスターズでした。準決勝は浜松ケイ・スポーツBCと対戦。エース左腕の杉山京吾が緩急を巧みに使い、5安打完封 勝利を飾ります。そして、決勝戦では中電硬式野球クラブ相手にコールド勝ち。今月30日に岡崎市民球場で開催される東海地区代表決定戦に駒を進めました。

 今年の山岸ロジスターズは都市対抗の東海地区2次予選で西濃運輸を撃破。王子やトヨタ自動車とも好ゲームを展開しました。そして、今回の初優勝。チームを率いる天野義明監督は「この男たちは本当にすごい。集中力が出ている」と、選手の成長ぶりに目を細めていました。

06132  準決勝、決勝で輝きを放ったのが「2番ライト」の森下開地。伊豆市シニア出身で、酒田南時代には甲子園出場経験を持つ好プレーヤーです。準決勝は初回にタイムリーを放つと、決勝戦では4打数4安打(三塁打1本、二塁打2本)。決勝戦の第4打席はライト方向にシャープに弾き返すと、50m6秒1の俊足を飛ばして一気に三塁を回ります。ホームでアウトになりましたが、果敢にアピールしようとする姿勢に惹かれました。(編集部・栗山)

<写真上/浜松ケイ・スポーツBC相手に完封を飾り、最優秀選手賞を獲得した杉山京吾(山岸ロジスターズ)>
<写真下/決勝戦で4安打4安打の活躍を見せた森下開地(山岸ロジスターズ)>

 

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2019年6月12日 (水)

立命館大の大本拓海(掛川西出身)を見てきました!

06121     昨日は東京ドームで立命館大の大本拓海(4年/掛川西出身)を見てきました。
 今春は主将を務めてチームを大学選手権に導いた大本。昨日の東海大戦は「4番キャッチャー」で出場しました。

 好左腕・坂本裕哉とのコンビで5回まで無失点。6回に2点を失いましたが、直後の7回に味方打線が逆転に成功します。しかし、8回に再逆転を許し、惜しくも初戦で敗退しました。大本は4打数無安打。試合後、報道陣に囲まれると、しばらく茫然とした様子で「日本一を狙ってきたのでショックが大きくて…」と、声を絞り出すのが精いっぱい。それでも、「もう一度、チームを一から作り直し、秋の神宮で成果を出します」と誓ってくれました。

 また、福井工業大の試合では、伊奈堂(4年/浜松商出身)が8回に代打で出場。初球を強振すると、打球はレフト方向へ。ファウルフライに終わりましたが、伊奈らしい積極性と力強いスイングを見ることができました。(編集部・栗山)

<写真/4回のチャンスの場面で一塁方向へ強烈な打球を放った大本(立命館大)>

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2019年6月10日 (月)

全日本大学選手権が静岡県勢が活躍!

 第68回全日本大学選手権が本日、開幕しました。全国各地区を勝ち抜いた27チームが参加。静岡リーグのチームは出場できませんでしたが、全国に巣立った静岡関連の選手に会いにきました!

 第1試合は創価大の鈴木嘉基(3年/静岡高出身)が「6番サード」で出場。第2打席にセカンド内野安打を放つと、第4打席にはレフトへタイムリー安打。3打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献しました。
06101  第3試合は愛知工業大で正捕手を掴んだ尾濵徹(3年/浜松商出身)が登場。この春はベストナインを獲得しているだけに、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみでした。
 第1打席、いきなりライト前安打を放ちます。今年の愛知工業大は、「センター中心に打っていこう」とチーム全員で心がけているそうですが、まさにお手本のようなコンパクトなスイング。次の打者が本塁打を放っただけに、価値のある一本となりました。
  守っては4投手を好リード。とにかくキャッチングがうまい! ボールがキャッチャーミットに優しく吸い込まれていきます。キャッチングだけでなく、大学入学後、配球面もかなりレベルアップしたという尾濵。決して派手さないのですが、あらためてキャッチャーらしいキャッチャーという印象を受けました。試合後、今大会の目標を伺うと「ベスト8に入って神宮球場でプレーすることです」と即答。次の2回戦に勝てば、いよいよ神宮球場での試合です。頑張ってください!編集部・栗山)

<写真/攻守で活躍した尾濵徹(愛知工業大)>

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2019年6月 7日 (金)

『静岡高校野球2019夏直前号』発売決定!

06071 『静岡高校野球2019夏直前号』の発売が決定しました!    
 発売日は県内書店では6月19日の予定です。(もしかしたら、発売日より、1日早く店頭に並ぶ可能性はあります)

 今年は栗田和斗(知徳)、齋藤來音(静岡)、紅林弘太郎(駿河総合)、石田裕太郎(静清)、小林史弥(島田商)、塩﨑栄多(浜松工)の6選手に表紙を飾ってもらいます。
 特集タイトルは「ノーシードの嵐」。強豪チームがひしめく「ノーシード」をテーマに、『静岡高校野球』独自の視点で切り込みました。
 現在、最終の校正作業を行っていますので、目次や内容は来週にはアップできると思います。早いもので夏の静岡大会開幕まで一カ月を切りました。編集部も、もうひと踏ん張りします!(「静岡高校野球」編集部)

★販売問い合わせ先
しずおかオンライン
電話 054-275-3335/FAX 054-275-1301 http://www.esz.co.jp/
※県内の販売はしずおかオンラインさんに委託しています。お問い合わせはしずおかオンラインさんにお願いします。
※アマゾンでは、少し遅れて6月26日頃の発売を予定しています。 

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