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2019年9月

2019年9月28日 (土)

秋季県大会決勝&3位決定戦レポート

 藤枝明誠、加藤学園、静岡商が10月26日から岐阜県で開催される東海大会に出場します。

★決勝戦 藤枝明誠 5-4 加藤学園

09281_20191001094701  藤枝明誠は初回、5番・福島悠晴のタイムリーなどで2点を先制する。1点差となった4回には福島の二塁打からチャンスを作り、8番・小林大我のタイムリーなどで2点を追加した。一方の加藤学園は6回に反撃。一挙3点を奪って同点に追いつく。そのまま試合が進み、迎えた9回裏、藤枝明誠は1死一三塁のチャンスを作る。ここでスクイズを仕掛けると失敗。チャンスが途絶えたかに思われたが、加藤学園の守りのミスがあり、三塁走者が生還。藤枝明誠がサヨナラ勝ちを飾った。

藤枝明誠・光岡孝監督
「この一週間、『甲子園に行くなら1位で東海大会に行こう』と選手に言ってきた。練習の中から選手に気の緩みがなかった。加藤学園さんは力のあるチーム。終盤まで食らいついていけば、ウチにもチャンスがあると考えていた。先制することができたが、選手には『追いつかれるよ』と言ってたので、同点になっても、オッケーだという雰囲気があった。9回は9番の宇井(隆晃)、2番の小牟田(都希)がつないでくれたことが大きかったと思う」

<写真/タイムリーを含む3安打を放った福島悠晴(藤枝明誠)。※写真は準々決勝で撮影>

★3位決定戦 静岡商 6-3 聖隷クリストファー 09282
 
 静岡商が東海大会への最後の切符を手にした。プロ注目の髙田琢登が序盤に2点を失うも、5回に相手のエラーに乗じて逆転。さらに6回に7番・塚本理久のタイムリー二塁打で1点を追加すると、7回には1番・鈴木瞳吾のタイムリー二塁打などで2点を追加した。投げては「みんなが点を取ってくれて流れがきたと思ってエンジンを上げた」と、尻上がりに調子を上げた髙田。要所を締めて完投した。

静岡商・髙田晋松監督
「苦しい立ち上がりだったが、全員が頑張ってくれた。周りの皆様がものすごく応援して下さっている。とにかく、その思いに応えたかった。東海大会に向けていい準備をしていきたい」

<写真/東海大会出場を決め、ガッツポーズを見せる髙田琢登(静岡商)>

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2019年9月26日 (木)

愛知大学リーグで活躍する静岡出身選手を取材しました!

 09261昨日は、愛知大学リーグに所属する静岡県出身選手を取材しました。
 午前中は名古屋大へ。ドラフト候補として松田宣哲が注目を集めていますが(この日もマスコミ5社が集結!)、野手の中心は磐田南出身の鈴木大夢(3年)です。今春は3部リーグのMVPを獲得。秋は3番打者で打線を引っ張っています。服部匠監督によると、ここ数年、静岡県出身選手が名古屋大でプレーするケースは少なかったそうですが、今春、一浪の末に静岡高出身の杉山隼輔(1年)、浜名出身の神谷岳(1年)も入学。硬式野球部に入部し、ともにこの秋からリーグ戦に出場しています。文武両道の中で苦労も多いと思いますが、「打撃力を上げたい」(杉山)、「体を大きくしてパワーアップしたい」(神谷)とさらなるレベルアップを目指す2人。静岡勢の活躍で、ぜひチームを2部に押し上げてほしいです。

Img_8795  そして、夕方からは愛知工業大へ。浜松商出身の尾濵徹(3年) に話を伺ってきました。今春は正捕手として、リーグ優勝に貢献。今やリーグナンバーワンとの呼び声も高い期待の捕手です。同大では、尾濵の後輩・半田重人(2年/浜松商出身)も、代打や代走で公式戦に出場しています。「まずはスタメンで使ってもらえるようになりたい」という半田。愛知で腕を磨く、浜商コンビの活躍も目が離せません!(編集部・栗山)

※鈴木大夢(名古屋大)、尾濵徹(愛知工業大)の記事は『静岡高校野球』の次号で掲載予定です。

<写真上/名古屋大の静岡勢。左から磐田南出身の吉田美穂マネージャー、鈴木大夢、杉山隼輔、神谷岳> 

<写真下/愛知工業大の浜商コンビ。尾濵徹(左)と半田重人(右)>

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2019年9月24日 (火)

日本大・谷脇亮介(常葉大橘出身)がリーグ戦初先発!

092401   22日はリニューアルしたばかりの大田スタジアムで東都大学リーグ2部の試合を見てきました。
 この日は全6チームが登場。静岡県関連選手も多く、計12人の姿(ベンチ入りを含め)をチェックできました。

 一番の収穫は日本大の谷脇亮介(3年・常葉大橘出身)を見ることができたこと。開幕週でリーグ戦初登板を飾り、4イニングを無失点に抑えて初勝利。そして、この日の国士館大戦、ついに初先発を務めました!

 初回を3者凡退に抑えると、2回1死からなんと5者連続三振。ストレートの球速はほとんどが130キロ台ですが、球の回転が素晴らしく、打者を圧倒。しかも、キレのいい変化球がしっかりとコースに決まっていきます。テンポ良く投げて、5回まで1安打に抑える快投。6回2死から三塁打と単打で失点し、ここで降板しましたが、十分に先発としての役目を務めました。

 試合後、谷脇は「高校時代に比べて変化球の精度が上がりました。次も浮かれず自分の役目を果たします」と謙虚に話してくれました。部員数178人という大所帯の日本大。その中で、ここまでの2年半は出番はなかったのですが、それでも腐らずに努力を重ね、ついにチャンスを掴みました。次の登板も楽しみです!

09242  また、2連勝を飾った拓殖大は、スタメンに静岡勢が3人名を連ねていました。「1番DH」の中田海斗(3年・藤枝明誠出身)、「2番ショ ート」の雨宮一成(3年・加藤学園出身)、「7番レフト」の渡邊晶介(2年・加藤学園出身) です。初回に先頭打者としてセンター前安打を放った中田はこの秋から公式戦に出場。大学でも高校時代と変わらずに、すべてに全力プレーする姿に惹かれました。「僕の一番の持ち味はそこだと思っています」と中田。この秋は弟の悠斗(中央大)が待つ神宮を目指し、さらなる活躍を誓ってくれました!(編集部・栗山)

<写真上/リーグ戦初先発で好投した谷脇亮介(日本大)>
<写真/連勝を飾った拓殖大の静岡トリオ。左から渡邊晶介、中田海斗、雨宮一成)

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2019年9月21日 (土)

秋季県大会準々決勝(9月21日)~草薙球場レポート

★第1試合 加藤学園 5-4 静岡

09211  加藤学園が今夏優勝校の静岡を撃破した。2点を追いかける5回に1点を返すと、7回に3番・大村善将の2ラン本塁打で逆転。そして、同点で迎えた9回、 8番・杉本敏の二塁打から1死一二塁のチャンスを作る。ここで代打の吉田光輝が「最後は自分で決めてやるという気持ちだった」と外角のスライダーをレフト線に弾き返す。二塁走者が生還し、サヨナラ勝ちを飾った。エースの肥沼竣は初回に先頭の神谷侑征に本塁打を浴びたものの、「あの一発で緊張がとけた」と、その後はキレのいいストレートを武器に粘り強い投球を展開した。

加藤学園・米山学監督
「負けて元々、思い切ってやろうと選手には言ってきた。常にチャレンジャーの気持ちで戦うことができた。明日も自分たちの野球をやりたい」

<写真/7回に2ラン本塁打を放った大村善将(加藤学園)>

★第2試合 藤枝明誠 10-4 沼津東

 09212藤枝明誠が粘る沼津東を振り切り、3年ぶりのベスト4進出を決めた。猛攻を見せたのは3回。4番・村松杏都が3ラン本塁打を放つと、さらに打線がつながり、一挙7点を奪う。一方の沼津東は4回に1番・椎田康聖のタイムリー二塁打などで3点を返す。それでも、藤枝明誠は6回、8回には加点。投げては先発の小林大我が試合を作ると、7回からは大石航が無失点に抑えた。

藤枝明誠・光岡孝監督
「3回に村松の本塁打のあと、追加点が取れたことが大きかった。明日も全力で勝ちにいき、一気に東海大会を決めたい」

<写真/先制の3ラン本塁打を放った村松杏都(藤枝明誠)>

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2019年9月19日 (木)

大型外野手・奥山皓太(静岡大)がプロ志望届提出!

09191  静岡大の奥山皓太がプロ志望届を提出しました。 
 186センチ93キロという堂々とした体格を持つ大型外野手。身体能力の高さがウリで、走れば50メートル5秒9 、投げれば遠投120メートルの強肩を誇ります。 
 山梨・甲府西から静岡大に入学。元々は投手でしたが、3年秋から本格的に野手として出場しています。噂を聞きつけ、この秋のリーグ戦にはプロ数球団のスカウトが視察。開幕戦ではセンターから強肩を披露しました。
 打撃など荒削りな部分もありますが、伸びしろを秘める大器。ドラフトに向けて最後のアピールに期待です!(編集部・栗山)

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2019年9月18日 (水)

島田ボーイズが2連覇!

 ボーイズリーグの静岡県支部秋季大会(中日本選抜大会県予選)は島田ボーイズが2連覇を飾りました。

09181

<準決勝>
菊川ボーイズ 11-1 浜松北ボーイズ(4回コールド)
島田ボーイズ 9-1 磐田ボーイズ(5回コールド)

<決勝>
島田ボーイズ 5-1 菊川ボーイズ

09182  島田ボーイズは準決勝で左腕の亀井海夏人が5回1失点、決勝では右腕の高畑葵が4回途中から7回を無失点。投手力が光りました。高畑は初めて見ましたが、ストレートの球筋がいい上にスライダーもキレッキレ。本格派として楽しみな選手です。野手陣では「2番センター」の栗田凌久が活躍。決勝の3回に左中間へ先制タイムリーを放つと、守備でもダイビングキャッチするスーパープレー。俊敏性のある好選手でした。

09183  準優勝の菊川ボーイズで目を引いたのは決勝の4回からマウンドに上がった荻原拓実です。メジャーリーガーのようなダイナミックなフォームと鋭い腕の振りが魅力。重い球を投げ込んでいました。最終回に2点を失いましたが、4回から6回の3イニングは無失点。パワーピッチャーとして期待したいです。(編集部・栗山)

島田ボーイズ・鈴木亨監督
子供たちが一生懸命にやってくれた結果です。まだ発展途上のチーム。中日本大会でも練習してきたことを試合で出すだけです」 

★大会の組み合わせはこちらからご覧ください→https://www.netto.jp/boysleagueshizuoka/

<写真/上から優勝を喜ぶ島田ボーイズナイン、高畑葵(島田ボーイズ)、荻原拓実(菊川ボーイズ)>

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2019年9月15日 (日)

秋季県大会2回戦(9月15日)~清水庵原球場レポート

★第1試合 加藤学園 4-3 常葉大菊川

09151  加藤学園は初回の先制パンチが効いた。2死満塁のチャンスを作ると、6番・雨宮快成が「先制すれば流れが来ると思った」と、2球目の内角寄りのストレートをライト前に弾き返し、2点を先制。7番・肥沼竣と8番・平尾勝多もタイムリーで続き、一挙4点を奪った。さらに4回にも1点を追加し、試合を優位を進める。投げてはエースの肥沼が力強いストレートを武器に7回まで常葉大菊川打線を4安打に抑える快投。「高めにボールが浮いてしまった」と8回に4点を失った場面は反省するも、気迫の投球を最後まで貫いた。

加藤学園・米山学監督
「初回は思い切った攻撃をすることができた。『迷った野球だけはやめよう』と選手には伝えていた。みんなで一球に集中し、みんなでカバーすることができた」

<写真/常葉大菊川打線を抑えた肥沼竣(加藤学園)>

★第2試合 聖隷クリストファー 7-2 静清

 09152名将・上村敏正監督の「考える野球」が浸透し、完成度の高い聖隷クリストファー。この日も徹底した逆方向への打撃と、機動力を駆使して相手を翻弄した。 初回、4番・保坂将輝のタイムリー三塁打などで2点を先制する。静清は4回には1点を返すも、聖隷クリストファーは5回に6番・大橋琉也の2点タイムリーなどで一挙3点を奪った。先発の城西裕太は10安打を浴びたものの、巧みな投球術で2失点完投を飾った。

聖隷クリストファー・上村敏正監督
「初回に点を取れたことで、緊張がほぐれたかな。まだまだこれからのチーム。次の浜商戦も一生懸命に戦いたい」

<写真/完投して喜びを表す城西裕太(聖隷クリストファー)> 

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2019年9月14日 (土)

秋季県大会1回戦(9月14日)~清水庵原球場レポート

 秋季高校野球の県大会が本日開幕しました。清水庵原球場では浜松商と飛龍が勝利しました。

★第1試合 浜松商 4-3 東海大静岡翔洋 

09141   浜松商が接戦を制し、2回戦進出を決めた。初回に1点の先制を許すも、その裏に5番・増谷匠馬、6番・加藤優生の連続タイムリーで逆転。直後に同点とされるも、3回に3番・佐藤太陽の三塁打でチャンスを作ると、迎えるは主砲の山本陸来。「甘い球を反応で打つことができた」と初球をセンター後方に持っていき、タイムリー二塁打に。投げては2回途中からマウンドに上がった石津宏志が最後まで投げ切る力投。ストレートと変化球のコンビネーションが良く、わずか3安打に抑えた。 

浜松商・田川智博監督
「全員がよく踏ん張ってくれた。石津は彼本来のリズムの良さを出してくれた。それが攻撃にもつながったと思う。1試合1試合、チームとして成長していきたい」

<写真/安定感のある投球を見せた石津宏志(浜松商)>

★第2試合 飛龍 7-4 浜松湖北

09142  飛龍が逆転勝ちを飾った。2点を追う7回に代わったばかりの浜松湖北の北沢勇都をとらえる。9番・中野大弥のタイムリーで同点とすると、1番・田口大樹がセンターへ勝ち越しタイムリーを放つ。さらに8回には7番・本間球道の2点タイムリーでダメを押した。投手陣では3番手でマウンドに上がった左腕・秋山誠の好投が光った。一方の浜松湖北は県初出場ながら堂々としたプレーを見せた。

飛龍・鈴木久監督
「今年のチームは派手さはないが、つないで1点ずつ取っていくスタイル。7回の攻撃は、その野球ができた。(明日の静岡高戦について)チャレンジャーとして無欲で相手に食らいつき、一泡吹かせたい」

<写真/7回にタイムリー安打を放った田口大樹(飛龍)>

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2019年9月13日 (金)

ヤマハ、選手権出場は持ち越し

★9月12日 第45回社会人野球日本選手権大会東海地区予選代表決定戦 岡崎市民球場 雲

   チーム
三菱自動車岡崎 0 0 1 0 1 0 0 0 0 2
ヤマハ 1 0 0 0 0 0 0 × 1

(三)仲井-清水
(ヤ)近藤、九谷-東、高杯
▽本塁打=小室(三)
▽二塁打=青柳、河野(ヤ)

 日本選手権東海地区予選で2連勝を飾り、代表決定戦に進出したヤマハ。昨日は三菱自動車岡崎に惜しくも敗れ、本大会出場決定は持ち越しとなりました。

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 091302 ヤマハはドラフト候補の近藤卓也が先発。初回を3者凡退に抑える抜群の立ち上がりを見せます。するとその裏、1番・青柳直樹、2番・河野拓郎の連続二塁打で1点を先制します。しかし、その後の無死満塁のチャンスを生かせず。流れが相手に傾きかけると、3回、4回に失点し、逆転を許します。その後、攻撃陣はランナーを出しながらも、あと一本が出ない状況が続きます。9回も2死から河野、3番・矢幡勇人が安打でつないで粘りを見せましたが、後続が倒れ、ゲームセット。この結果、本大会に出場するためには、敗者戦で2連勝が必要になりました。2大会ぶりの京セラドームに向け、正念場。頑張ってほしいです!

ヤマハ・室田信正監督
「初回に畳みかけたかった。負けたあとの次の試合が大事になってくる。切り替えて臨みたい」

<写真上/試合終了後の選手たち>
<写真下/タイムリー二塁打を含む4安打を放った河野拓郎(ヤマハ)>

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2019年9月10日 (火)

ボーイズリーグの県大会が開催中!

  ボーイズリーグは現在、静岡県支部秋季大会(中日本選抜大会県予選)が開催されています。
09101   7日は菊川球場で行われた1回戦、2回戦の3試合を見てきました。
 この日、もっとも気になった選手は浜松ボーイズの本格派右腕・島田和明。1回戦で先発し、5回を1安打無失点に抑えると、2回戦では6回途中からマウンドに上がって打者5人に対し4奪三振。腕を強く振れるのはもちろん、内角をガンガンと突ける制球力も持ち味です。
 その浜松ボーイズを破り、準決勝進出を決めたのが磐田ボーイズ。学童時代から注目している古山海帆が6回にセンターオーバーのタイムリー三塁打を放ちました。打席での風格といいスイングといい、一人高校生が混ざっているようでした。
 御殿場ボーイズは初戦敗退も、遊撃手・武田蓮汰の巧みなグラブさばきが光っていました。今後の成長が楽しみです。(編集部・栗山)

★大会の日程はこちらからご覧ください→https://www.netto.jp/boysleagueshizuoka/

<写真/2試合に渡って好投した島田和明(浜松ボーイズ>

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2019年9月 9日 (月)

秋季県大会の組み合わせが決まる!

 

09091

 秋季高校野球静岡県大会の組み合わせ抽選会が本日、静岡市内で行われました。
 1回戦屈指の好カードは東海大静岡翔洋対浜松商。両チームともに能力の高い選手が揃うだけに、好ゲームが期待されます。勝者は東部1位の知徳と激突します。夏の甲子園出場校の静岡高は浜松湖北と飛龍の勝者と、最速148キロ左腕・髙田琢登を擁する静岡商は浜松修学舎と御殿場西の勝者との対戦になりました。開幕は今月14日。どのカードを見逃せません!
 
★組み合わせはこちらからご覧ください。→http://shizuoka-hbf.com/wordpress/shbf/Databox/Game_autumn.pdf

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2019年9月 8日 (日)

ヤマハ、選手権出場に向けて好発進!

★9月8日 第45回社会人野球日本選手権大会1回戦 岡崎市民球場 雲

  チーム
永和商事 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
ヤマハ 0 0 2 1 0 0 0 × 6

(永)高橋、木山、北野、小川-加藤
(ヤ)波多野、池谷、緒方、大野-東
▽二塁打=藤岡、網谷(ヤ)

   09081 ヤマハが2大会ぶりの日本選手権出場に向けて好発進しました。
 3回、3番・矢幡勇人のタイムリーなどで2点を先制します。先発の波多野陽介は5回まで走者を出しながら無失点に抑える粘りの投球。6回に2点を失いましたが、大事な初戦で試合を作りました。すると7回に6番・網谷圭将の2点タイムリーなどで3点を追加。最後は大野健介が締めました。
 ヤマハは10日に2回戦で東海理化と対戦し、勝利すれば代表決定戦に臨めます。

<写真/好投した波多野陽介(ヤマハ)>
 

 

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2019年9月 4日 (水)

県内3選手がプロ志望届を提出!

09042 日本高野連はプロ志望届の掲載を開始し、県内からは栗田和斗(知徳)、紅林弘太郎(駿河総合)、塩﨑栄多(浜松工)の3選手が公示されました。

  栗田は187センチの長身右腕。夏前には147キロをマークし、プロのスカウトから注目を浴びました。夏の大会後も、毎日走り込みを中心としたトレーニングを積み、「球速がアップしている感じはある」と進化が止まりません。

09041 今夏、県準優勝に導いた紅林は大型の遊撃手。高校通算40本塁打の長打力に加え、柔らかいグラブさばきと強肩が武器です。この春にU18日本代表候補合宿を経験。「より高いレベルを意識するようになった」と刺激を受け、プロ志望へ。上位での指名も期待されます。

09043  塩﨑は鋭いスイングが持ち味の外野手。ライナー性の猛烈な打球を左右両方向に飛ばします。荒削りながら、将来性が高く評価されています。

 運命のドラフト会議は10月17日。吉報を待ちたいです!

<写真/上から栗田和斗(知徳)、紅林弘太郎(駿河総合)、塩﨑栄多(浜松工)>

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2019年9月 3日 (火)

武蔵大の主将・佐野駿介(東海大静岡翔洋出身)に会ってきました!

 昨日はバッティングパレス相石ひらつかで、首都大学リーグの試合を見てきました。
 第2試合では武蔵大が筑波大に3対1で勝利し、連勝となりました。

09031  その武蔵大の主将を務めるのが東海大静岡翔洋出身の佐野駿介です。高校時代も主将で3年春は県準優勝。外野手として活躍しました。大学は「野球も勉強もやりたかった」と武蔵大に入学。1年春から試合に出場しています。
 この日は「8番指名打者」で先発出場。筑波大の注目左腕・佐藤隼輔と対戦し、第1打席は空振り三振。第2打席を前に、代打を送られてしまいましたが、ベンチでチームを盛り上げていました。

 筑波大を撃破し、最高のスタートを切った武蔵大。監督やコーチが指導するのは主に週末のみで、自主性を重んじているチームだそうです。その中で主将の佐野に託されている部分は大きく、「個々の意識を高く持っていくこと。キャプテンとしてはそこは大事にしている」と話します。
 卒業後は富士市役所への就職が決まっている佐野。本格的な野球はこの秋がラストになります。創部初となる全国出場を成し遂げ、有終の美を飾ってほしいです!(編集部・栗山)

<写真/抜群のキャプテンシーを持つ佐野駿介(武蔵大)>

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2019年9月 1日 (日)

県大会出場の全25校が出揃う!

 秋季高校野球は県大会出場の全25校が出揃いました。

<東部地区>
知徳/沼津東 加藤学園 沼津商 御殿場西 桐陽 飛龍 三島北

<中部地区>
静岡 静岡商 静清 藤枝明誠 東海大静岡翔洋/静岡学園 島田商 清水西 駿河総合

<西部地区>
浜松西/浜松開誠館/常葉大菊川/浜松修学舎/磐田東/聖隷クリストファー/浜松湖北/浜松商

09011  昨日は清水庵原球場へ。第1試合ではスタメンに1年生が5人並ぶ島田商が2年連続で県大会出場を決めました。
 目立っていたのは1年生のトップバッター・杉本冬弥です。初回のレフト前安打に始まり、4回に2点タイムリー。さらに5回には2死満塁から左中間へ走者一掃の二塁打を放ちます。7回にもレフト前タイムリー。計4安打6打点の大活躍でした。この夏は1年生で唯一ベンチ入り。「体に力があり、ヘッドが走る」と池田監督も期待を寄せる強打者です。 チームでは「暴れ馬」と呼ばれているそうで、とにかく勢いよくバットを振ってくるのが特徴。県大会でも注目していきたいです。

 09012 そして、今日は桐陽が県大会への最終切符を手にしました。先発としてマウンドに上がった背番号3の杉山健太が好投。6対2で勝利しました。
 杉山は準々決勝の知徳戦でも1失点完投していますが、投手の練習を始めたのは2週間前だそうです。急造投手とは思えない安定ぶり。ただ、小学校、中学校とエースを務めてきたということで、投手としての感覚は持っているようです。この杉山だけでなく、複数の好投手を擁する桐陽。8回からの2イニングを無安打に抑えた土屋唯翔の力強いストレートも魅力でした!(編集部・栗山)

<写真上/タイムリー放って喜ぶ杉本冬弥(島田商)>
<写真下/5位決定戦で好投した杉山健太(桐陽)>

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