ボーイズリーグの第50回日本少年野球連盟春季全国大会静岡県支部予選が12月14日に行われ、菊川ボーイズが優勝。初の全国切符を手にしました。
<準決勝>
磐田ボーイズ 8-0 駿東ボーイズ(5回コールド)
菊川ボーイズ 9-1 静岡葵ボーイズ(5回コールド)
<決勝>
菊川ボーイズ 3-1 磐田ボーイズ
決勝戦は磐田ボーイズと菊川ボーイズの対戦に。菊川ボーイズが4回に5番・進士且基のタイムリーで同点に追いつくと、5回に勝ち越し。投げては先発の松本大誠が好投します。「コントロールを意識して投げた」と丁寧な投球で完投。腰の疲労骨折の影響で、約2カ月ほど投げることができなかったそうですが、そんな感じは全く受けない見事なマウンドさばきでした。
菊川ボーイズは創部5年目で春夏通じて全国大会初出場。栗田弘基監督は「子供たちが頑張ってくれた」と、ホッとした表情を浮かべていました。
準決勝で敗れましたが、静岡葵ボーイズの中畑凪輝は今後、注目していきたい逸材です。試合前のブルペンでの投球から気になり、リリーフで登板すると、一気に惹きつけられました。立っているシルエット、フォームのバランスが◎。現状は高めに抜ける球もありますが、それも伸びしろでしょう。焦ることなく、ゆっくりと体を作ってほしいタイプです!(編集部・栗山)
<写真上/初優勝を飾って喜び菊川ボーイズナイン>
<写真中/決勝で2回以降無失点に抑えた松本大誠(菊川ボーイズ)。腰の疲労骨折から復帰したばかりで好投>
<写真下/将来が楽しみな中畑凪輝(静岡葵ボーイズ)>