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2020年2月26日 (水)

県中学選抜野球大会が開幕しました!

  しんきんカップ第50回県中学選抜野球大会が開幕しました。
 22日から3日間、各球場で行われた1回戦の試合を見てきました。
02261  初日の開幕戦は長田南中と浜松開誠館中が対戦。浜松開誠館中の本多駿本多優の双子スラッガーに注目が集まる中、好投を見せたのが長田南中の右腕・有薗真吹でした。
 序盤から腕が鋭く振れ、打者の手元で伸びるストレートをビシビシと投げ込みます。6回まで2安打無失点に抑えた投球は見事でした。浜松開誠館中は9回、本多駿がセンターオーバーへ豪快な一打を放ち、サヨナラ勝ち。体格といい、スイングスピードといい、やはり別格です。
02262  続く2日目のお目当ては、古川士道(対島中)でした。エースを務める古川ですが、試合前のシートノックはショートに入っていました。俊敏性と肩の強さは、思わず見惚れてしまうほど。動きが目立っていました。この日はマウンドに上がり、初回に3失点。終盤にも失点を重ねて敗退しました。それでも、ストレートの力強さは県中学トップレベル。中盤は相手打者を圧倒していました。バッティングでは、第2打席で右中間を破る二塁打。足の回転数が多いランニング姿のシルエットが絵になっていました。
 その対島中に勝利した開成中では、4番打者の藤田奏多が目につきました。打席での構えの雰囲気が良く、シャープなスイングが持ち味。第3打席では、ランニング本塁打を放ちました。
 また、掛川東中にもキラリと光る選手が。「2番サード」の松下瑞希です。まだ1年生ですが、きれいにバットが内から出るスイングで野球センスを感じました。
 続く3日目の焼津球場でも、将来が楽しみな選手を発見。第2試合に登場した青島中の「2番センター」の山内拓馬です。まずはユニホームの着こなしで、この選手、良さそうだとチェック。体が大きく、バットも強く振れていました。しっかり名前を覚えておきたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/有薗真吹(長田南中)>
<写真下/古川士道(対島中)>

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