静岡を巣立つ球児たち2020~和田聖生(飛龍→仙台大)
多くの高校で3年生が卒業式を迎えました。おめでとうございます!
その中で先日、仙台大への進学が決まった飛龍の和田聖生に会ってきました。
「御殿場ボーイズ」時代から注目してきた遊撃手。高校では2年秋からレギュラーをつかみ、好守で存在感を発揮しました。ですが、本人は悔しさの残った高校野球人生だったと語ります。
3年夏は初戦で藤枝明誠と対戦。和田は「3番ショート」で出場します。前半は3対0でリードする展開。しかし、6回の守備でした。三遊間の打球を捕りにいった際に、右足を肉離れ。そのままベンチに下がりました。その後、チームは敗退。「やっていたつもりだったけど、トレーニングやストレッチが足りなかった。一生悔いが残ると思いました」と振り返ります。このままでは終われないと、大学でプレーすることを決意。小林能知副部長の母校でもある仙台大に合格しました。
仙台大は昨年のドラフトで育成指名選手を2人輩出。仙台六大学リーグでは、東北福祉大と並ぶ強豪です。部員も約200人と大所帯。和田は「まず肩をアピールして試合に出場したい」と意気込みます。4年後の目標はプロ、または社会人。「いずれはボーイズの県選抜で一緒だった森敬斗(横浜DeNA)と同じ舞台で戦いたい」と宣言。東北の地で大きく羽ばたきます。(編集部・栗山)
◆和田聖生[わだ・せな]内野手/飛龍/165cm68kg/右投左打
2001年6月17日生まれ、静岡県御殿場市出身。小学1年時に「御殿場シャークス」で野球を始める。原里中では「御殿場ボーイズ」でプレーし、投手兼遊撃手で活躍。3年時には「静岡県選抜」の主将を務める。飛龍入学後、2年から遊撃のレギュラー。卒業後は仙台大でプレーを続ける。
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