夏季静岡県大会1回戦(7月12日)~掛川球場レポート
★第1試合 常葉大菊川 10-0 相良(5回コールド)
常葉大菊川の石岡諒哉監督が初陣を飾った。初回に2番・後藤維吹の左中間を破る二塁打を足掛かりに先制。2回には3番・神谷建太朗のタイムリーなどで3点を追加した。投げては渡邉優心が3回を1安打に抑えると、4回の打席でライトスタンドに本塁打を放った。「静岡裾野シニア」時代は3番打者として活躍した渡邉。高校入学後、1年冬から投手に転向し、普段の打撃練習は2週間に1回程度というものの、持ち前の打撃センスを発揮した。
常葉大菊川・石岡諒哉監督
「公式戦はどんな形でも勝てばいいと思っている。今日の経験を生かして走攻守、さらに精度を上げていきたい」
<写真/公式戦初本塁打を放ってガッツポーズする渡邉優心(常葉大菊川)>
★第2試合 掛川西 2-0 横須賀
掛川西は3回に1番・鈴木颯斗のセンターオーバータイムリーで先制。4回には4番・進士怜益のレフトオーバー二塁打と5番・安藤祥吾のレフト前安打で加点した。投げては2年生右腕の榊原遼太郎が5回を1安打に抑える好投。6回からは来秋のドラフト候補として期待される2年生左腕の沢山優介がマウンドへ。豪快な腕の振りから繰り出すストレートを武器に2回で3三振を奪った。一方、横須賀は敗れたものの、持っている力を存分に発揮。なかでも先発の木村将大が左サイドから投げ込む力強い球で掛川西打線を苦しめる。「これまでで一番の投球だった」と木村幸靖監督が褒めるほどの力投を見せた。
掛川西・大石卓哉監督
「4回にキャプテンの安藤に一本出たことが大きかった。(次戦の磐田東戦に向けて)山内克之先生と試合ができるご縁をいただいた。思い切り戦いたいと思う」
<写真/先制タイムリーを放った鈴木颯斗(掛川西)>
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