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2020年8月22日 (土)

秋季中部地区大会4日目(8月22日)~清水庵原球場レポート

<清水庵原球場・3回戦>
静清 6-4 島田商
常葉大橘 4-1 駿河総合

08221_20200822183101  第1試合は静清が逆転勝ちを飾りました。4点を追う8回に2点を返すと、9回に4番・茂木慎之助(2年)の本塁打などで同点に。そして延長10回、2死二三塁のチャンスを掴むと、途中出場の伊東洸佑(1年)が右中間を破る三塁打を放ち2点を勝ち越しました。長田仁志監督は「よく粘って試合をものにしてくれた。チームの成長につながる1勝になる」と、最後まで諦めなかったナインに目を細めていました。一方の島田商は、3番・太田拓夢(2年)が初回のレフトスタンドへの本塁打を含む、3安打3打点の活躍。捕手としても肩が強く、県大会では注目選手の一人になるでしょう。

08222_20200822183301  第2試合は1対1で迎えた6回、
常葉大橘が1点を勝ち越すと、7回には2番・勝又湧斗(2年)のタイムリーなどでリードを広げます。「今年は飛び抜けた選手がいないが、全員で戦っていくスタイル」と片平恭介監督。 計3安打ながら6盗塁をマークするなど機動力を駆使して計4得点を奪いました。投げては1年生の望月琉要が7回を1失点に抑える好投。1回戦、2回戦では緊張もあってあまり状態が良くかったそうですが、今日は左足の上げ方を工夫することでストレートが走ったとのことです。「県大会では今日以上のピッチングをしたい」という望月。中学時代、静岡蒲原シニアで一緒にプレーした加藤学園の太田圭哉の甲子園での活躍が刺激になっているようで、「自分も負けない」と意気込んでいました。(編集部・栗山)

<写真上/延長10回に勝ち越しタイムリー三塁打を放った伊東洸佑(静清)>
<写真下/駿河総合打線を7回1失点に抑えた望月琉要(常葉大橘)>

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