秋季中部地区大会3日目(8月18日)~焼津球場レポート
<焼津球場・2回戦>
焼津中央 3-1 静岡大成
静岡商 6-3 焼津水産
焼津中央が1993年以来、27年ぶりの県大会出場を決めました。1対1で迎えた4回、2死一塁から6番・五十右匠登(2年)の左中間を破るタイムリーで勝ち越し。先発の曽根統威(2年)は「強い気持ちで投げることができた」と、キレのあるストレートで攻めの投球を展開。8回には自らレフト前タイムリーを放つと、その裏のピンチもしのぎます。久保敦広監督は勝利が決まると、快心のガッツポーズ。「粘り強く戦ってくれた」とチームを歴史を塗り替えた選手たちを褒めたたえていました。
続く第2試合は静岡商が勝利。2対2の5回、4番・小西澄登(2年)のタイムリーで勝ち越すと、4回からリリーフ した中澤大賀(2年)が好投します。中澤は「テンポよく投げて、攻撃に流れを作っていくことを意識した」と打たせて取る投球で6回を3安打1失点に抑えました。静岡商は4年連続の県大会出場。夏の大会は3年生のみで戦ったため、選手は総入れ替えとなっていますが、新チームは往年の静岡商を彷彿とさせる守備からリズムを作り、機動力を生かしたスタイル。県大会に向けて、どう仕上がってくるのか楽しみです。一方の焼津水産は中盤まで互角の試合を展開。児玉駿太朗(2年)、佐藤涼平(2年)のバッテリーを中心に引き締まった好チームでした。(編集部・栗山)
<写真上/県大会出場を決めて喜ぶ久保敦広監督(左から2番目)>
<写真中/1失点完投した曽根統威(焼津中央)>
<写真下/リリーフで好投した中澤大賀(静岡商)
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