秋季県大会は藤枝明誠が2連覇、加藤学園が3位で東海大会へ!
秋季県大会は藤枝明誠が2連覇を果たしました。3位決定戦では加藤学園が勝利。10月24日から三重県で開催の秋季東海大会には藤枝明誠、常葉大菊川、加藤学園の出場が決まりました。
★決勝戦 藤枝明誠 16-2 常葉大菊川
藤枝明誠が2年連続で秋季大会を制した。初回、トップバッターの宮城佑弥がセンターオーバー二塁打で出塁すると、3番・青木廉征のライト前タイムリーで1点を先制。さらに3回には打者一巡の攻撃で一挙8点を奪った。その後も藤枝明誠の猛攻は止まらず。中盤以降も着実に得点を重ね、計16点を挙げた。エース左腕の小林輝は8回まで毎回奪三振。前日に続く2桁の11三振を奪った。一方の常葉大菊川は9回に3番・川淵琉希也の本塁打で意地を見せた。
藤枝明誠・光岡孝監督
「今大会は小林が点を取られないので野手が育っていったと思う。現状に満足することなく、4週間しっかりと準備をして東海大会に挑みたい」
<写真/先制打を含む4安打2打点の活躍を見せた宮城佑弥(藤枝明誠)>
★3位決定戦 加藤学園 5-2 三島南
加藤学園が3位決定戦をものし、東海大会出場を決めた。1点を追う2回に8番・平尾勝多のタイムリー二塁打で同点とすると、4回に6番・雨宮快成がライトスタンドに本塁打を放った。さらに、続く5回には3点を挙げて、リードを広げた。投げては公式戦初先発の石山拓真が丁寧に低めを突く投球で7回を1失点。最後は左腕の船橋智聖が締めた。一方の三島南は初回に4番・小堂湧貴のタイムリーで先制し、8回には1点を返す粘り強さを発揮。相手に食らいつく姿勢を最後まで貫いた。
加藤学園・米山学監督
「苦しい試合になることは想定していた。4回の雨宮の一発が大きかったと思う。東海大会は1つの目標にしてきた。ここからも緊張感を持っていきたい」
三島南・稲木恵介監督
「課題と成果が見えた試合だった。62年ぶりにベスト4に入り、新たな扉を開き経験を積めたことは大きい」
<写真/公式戦初先発で7回を1失点に抑えた石山拓真(加藤学園)>


















注目は袋井の後藤駿介。昨年の秋は明治神宮大会で優勝した中京大中京(愛知)相手に好投したという噂のサウスポーです。
一方の野手陣は「1番セカンド」の青柳直樹がライト前2本、レフト前2本と広角に打ち分けて4打数4安打。いるだけで安心感のあるベテランのスイッチが入っていました。さらに、5回には「3番センター」の前野幹博が「いい感じで反応で打てた」と、ライトスタンドへ逆転の2ラン本塁打を放ちました。この日の前野は守備でも難しい打球をキャッチし、チームに貢献。ヤマハの顔になってきました。



