秋季県大会1回戦(9月19日)~清水庵原球場レポート
秋季高校野球の県大会が本日開幕しました。清水庵原球場で行われた3試合のレポートです。
★第1試合 静清 4-3 市立沼津
静清がサヨナラ勝ちで2回戦進出を決めた。3対3の同点で迎えた9回裏。2死三塁のチャンスを作ると、故障のためスタメンを外れていたのの、本来は4番を打つ力があるという上原堅心が代打で登場。ここで上原はショートへの内野安打を放って試合を決めた。市立沼津は長身右腕・飯田歩夢が尻上がりに調子を上げ、6回には同点に追いつく粘りを見せたが、最後は力尽きた。
静清・長田仁志監督
「攻撃面、守備面ともに勝つための練習をしてきているが、今日はやってきたことの半分も出せなかったかな。ただ、投手陣が頑張って投げてくれた。それがサヨナラ勝ちにつながったと思う」
<写真/サヨナラ安打を放った上原賢心(静清)>
★第2試合 藤枝明誠 5-0 富士宮西
藤枝明誠は初回、相手のミスに乗じて2点を先制。2回には2番・高下裕太郎のタイムリーなどで2点を追加する。投げては左腕・小林輝がキレのあるストレートを武器に快投。9回1死まで投げ、自己最多となる13三振を奪った。一方、敗れはしたののの、富士宮西は3回から登板したアンダースローの若月陸が好投した。
藤枝明誠・光岡孝監督
「小林を中心としたディフェンスで戦っていくチーム。明日の掛西戦はとにかくぶつかっていくだけ。去年の優勝は今の選手たちには関係ない。あくまで挑戦者の気持ちで戦っていく」
<写真/13三振を奪った小林輝(藤枝明誠)>
★第3試合 伊豆中央 7-6 焼津中央
伊豆中央が接戦をものにした。1点を追う7回、5番・鈴木愛翔のタイムリーで同点。2死満塁から6番・河野峻佑が走者一掃となるタイムリー二塁打を放った。焼津中央は9回、1点差まで追い詰め、さらに2死二塁から1番・正木陸都がライトポール際に大ファウルを放ったが、あと一歩及ばなかった。
伊豆中央・影山英伸監督
「大会への入りが難しかったが、選手には『とにかく勝つんだ』という強い気持ちを持って欲しかった。7回に河野が良く打ってくれた」
<写真/勝ち越しタイムリーを放った河野峻佑(伊豆中央)>
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コメント
焼津水産?
投稿: | 2020年9月24日 (木) 06時47分
申し訳ございません。訂正しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 「静岡高校野球」編集部 | 2020年9月24日 (木) 07時13分