ドラフトを待つ!⑤藤井聖(ENEOS)
「静岡高校野球」編集部がお届するドラフト特集の第5回。最終回はENEOSの藤井聖(富士市立出身)を紹介します!
9月15日の都市対抗西関東予選。東芝戦に先発した藤井は6回3分の1を2安打無失点に抑える好投を見せます。
圧巻は2回。2死二三塁のピンチで9番・田中達朗に対して、「甘く浮いた変化球は絶対に逃さずに打ってくると思ったので、自分の自信のあるボールで勝負した」と、ほぼ全球ストレートで勝負。粘る相手打者に対し、最後は147キロでセカンドゴロに抑えました。
富士市立では3年夏にノーヒットノーランを達成した左腕。ただ、県内の中でもそこまで目立った存在ではありませんでした。それが東洋大進学後にメキメキと成長。4年時に「150キロを出した」と耳にしたときは正直驚きました。
今回の予選で藤井の投球を久々に見ましたが、体つきも投げる球も全てが変わっていました。ただ一つ変わっていないのは相手に向かっていく気持ちの強さ。今回の都市対抗予選のように「ここ一番」で最高の球を投げ込めます。そのメンタルの強さは、まさにプロ向きだと言えるでしょう。
富士市立の前身・吉原商時代は加藤初(元巨人他)、武藤潤一郎(元ロッテ他)という2人のプロ選手が輩出されています。今回、藤井が指名されれば、校名変更後としては初のプロ野球選手誕生となります。上位指名に期待がかかります!(編集部・栗山)
★藤井の記事はこちらでも掲載されています。→
4years. ENEOSの藤井聖、ドラフト待つ東洋大学未勝利の左腕 https://4years.asahi.com/article/13797815
| 固定リンク
「社会人野球」カテゴリの記事
- 【県知事杯社会人・大学対抗戦】ヤマハが2大会ぶり優勝!(2022.08.07)
- 【都市対抗】ヤマハ、無念の逆転負け(2022.07.21)
- ほほえみ王子・大野健介が対戦して一番すごかった打者は!?(2022.03.17)
- 【東京スポニチ大会開幕】ヤマハは村木が2番手で登板!(2022.03.07)
- ヤマハの新人会見が行われました!(2022.02.02)
「ドラフト」カテゴリの記事
- 楽天3位・前田銀治が指名挨拶を受ける!(2021.10.21)
- 三島南・前田銀治が楽天3位で指名を受ける!(2021.10.11)
- 静岡大の井手&石田がドラフト前最後の登板!(2021.10.10)
- 三島南・前田銀治を目当てにプロ10球団が集結!(2021.06.25)
- 広島育成1位・二俣(磐田東)が仮契約を結ぶ(2020.11.19)
コメント