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2020年12月

2020年12月26日 (土)

名将・中村順司氏が東海大翔洋女子野球部を臨時指導!

 来年の4月に創部が決まった東海大翔洋女子硬式野球部。現在は同好会という形で部員3人で活動しています。
 県内初の女子硬式野球部の誕生に注目が集まっていますが、そこに昨日はPL学園監督を3度全国制覇に導いた中村順司氏が指導に来ました!
 

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12252 30年ほど前から関わりがある弓桁義雄監督からラブコールを受けて実現した今回の臨時指導。中村氏は「教えることは男子も女子も変わらない。今日は体の基礎的な使い方を伝えたい」と、まずはダッシュを見ながら走り方の基本を丁寧に指導していきます。
 その後、キャッチボールではスリッパを手にはめて説明。短い距離から始め、捕球感覚を掴んでいきます。肩の使い方も学ぶとスローイングも上達。みるみるうちに強いボールがいくようになっていきます。「相手の胸に向かって投げる大切さを知りました」(中村めいさん)。そしてトスバッティングでは中村氏が自ら打ち、見本を示していました。岡村妃菜さんは「これまでグリップを長く持っていたが、一握り短く持つことを薦められ、バットが上から出るようになりました」と嬉しそうでした。
 この日の練習を通し、中村氏が力説したのは日頃の生活動作がそのまま野球の動作にもつながっているということ。バッティングの構えは「いただきます」とご飯を食べるときに目の前で手を合わせるイメージから始めるとスムーズに入ることができるなど分かりやすかったです。

12253「こうやって女子を教えるのは始めてだったが、素直に受け止めてくれた。これからも頑張ってほしい」と新生チームにエールを送ってくれた中村氏。弓桁監督によると、来年は約30人が入部予定とのこと。主将を務める斉藤美咲さんは「来年から人数が増えると思うので、チームとして上手くなっていけるように今日教わったことを後輩にも伝えていきたいです」と張り切っていました。
 名将からの教えも受け、レベルアップした東海大翔洋女子硬式野球部。来年の本格始動が今から楽しみです!(編集部・栗山) 

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2020年12月15日 (火)

大盛穂(広島)が母校の静岡産業大を訪問!

  広島カープの大盛穂が本日、母校の静岡産業大を訪れ、三枝幸文理事長、鷲崎早雄学長にシーズン終了の挨拶を行いました。

12151  昨年の11月に支配化登録され、今季は1軍デビュー。73試合に出場し、35安打2本塁打の活躍を見せました。
 大盛を取材するのは2年ぶり。まず体の変化に驚きました。高校、大学時代は細いという印象でしたが、2年間で体重が10キロアップし、明らかにプロ仕様の体型に。骨格に逞しさが出ていました。それでも本人は、プロで生き抜くために、さらなるパワーアップを感じ、このオフもコツコツとトレーニングを積んでいるそうです。
 来季は1番打者に定着し、打率3割、出塁率4割、そして30盗塁を目指していきたいとのこと。「まだまだ走攻守でレベルが低い。もっと信頼してもらえる選手になりたいです」。飛龍の後輩で阪神に入団する佐藤蓮とも「対戦してみたい」と話す大盛。育成から支配化、そして一軍の舞台へ。サクセスストーリーはまだまだ続いていきます。(編集部・栗山)

<写真/左から静岡産業大・三枝幸文理事長、広島・大盛穂、静岡産業大・鷲崎早雄学長>

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