春季西部地区大会準々決勝(3月28日)~磐田球場レポート
<浜岡球場・準々決勝>
掛川西 2 -0 浜松工
浜松商 4-3 浜松開誠館(延長10回)
プロ8球団10人のスカウトが集結した磐田球場の第1試合。掛川西の注目左腕・沢山優介(3年)は7回からマウンドへ。打者10人対し、5三振を奪う圧巻の投球。昨年秋に比べ、明らかにスケールアップしている感がありました。
先発した榊原遼太郎(3年)も負けていません。6回を3安打無失点に抑える快投。ストレート、変化球ともにキレキレで、しかもコントロールが抜群に良く無四球。浜松工打線につけ入るスキを与えませんでした。
一方の浜松工は捕手・清水翔和(3年)の強肩に驚きました。フットワークも軽快で、今年の県内でトップクラスの捕手だと見ました。
続く、第2試合は接戦となります。浜松商が前半に3点を先制すると、エースの工藤遼太(3年)が「いけるところまで全力でいこうと思った」と強打の浜松開誠館を5回まで1安打に抑えます。一方の浜松開誠館は終盤に工藤をとらえ、8回に4連打で同点に追いつきます。延長戦に突入すると浜松商が10回表に、ここまで力投した工藤が自らスクイズを決めて勝ち越しに成功。その裏は篠原大空(3年)が締めて昨秋に続いて準決勝進出を決めました。
「チームとして成長を感じた試合だった」と浜松商の田川智博監督。派手さはありませんが、堅い守備と機動力を発揮し、往年の浜松商を思い出させるようなチーム一丸での勝利でした。(編集部・栗山)
<写真/先発で6回を無失点に抑えた榊原遼太郎(掛川西)>
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