シニアの秋季大会が開幕しました!
シニアリーグの「2021南関東支部秋季大会静岡東西ブロック予選」が22日に開幕しました。新チームの初戦。天竜球場では2試合が行われました。
小笠浜岡シニア 5-3 藤枝明誠シニア
富士シニア 6-4 浜松南シニア
雨の影響で約2時間遅れで始まった第1試合。小笠浜岡シニアは初回、3番・宮本敦基のレフト線へのタイムリー二塁打で2点を先制します。その後、逆転を許しましたが、6回、先頭の宮本のレフトオーバーの三塁打を足掛かりに再逆転に成功しました。まだ1年生ですが、身長があり、ミート能力も高い宮本。今後が楽しみです。
藤枝明誠シニアで目を引いたのは「3番ショート」で出場した石橋咲人。まずは打席の雰囲気が良く、「これは」と注目していると、6回にマウンドへ。この回に逆転こそ許しましたが、テークバックからリリースにかけてヒジが前に出てくるきれいなフォームに将来性を感じました。
続く第2試合では富士シニアが今年春夏連続で全国大会に出場した浜松南シニアを撃破しました。
勝利に大きく貢献したのは「1番センター」の土肥雅優。1打席目は相手の失策で出塁、さらに2打席目に左中間を破る二塁打を放つと、3打席目はセンター前安打。しかも、すべて出塁したあと、本塁に生還しました。積極的なスイングに俊足を兼ね備える、まさしく核弾頭タイプ。さらに最終回のピンチの場面でマウンドに上がり、見事な火消し役を見せました。前チームでは、秋春とレギュラーだったそうですが、夏は控えに回っていたとのこと。「その悔しさを生かして、新チームでは意識高く取り組んでくれている」と望月俊明監督は目を細めていました。
一方、敗者復活戦に回る浜松南シニアもポテンシャルを秘めた選手が多いだけに、今後の成長に期待していきたいです。(編集部・栗山)
<写真上から/宮本敦基(小笠浜岡シニア)、土肥雅優(富士シニア)>
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