秋季西部地区大会2日目(8月25日)~掛川球場レポート
<掛川球場・2回戦>
浜松工 4-0 横須賀
浜松西 11-1 浜松南 (6回コールド)
初戦で常葉大菊川を破った浜松工。今日は左腕・太田涼介が今大会初登板しました。「夏の経験を生かして緊張することなく、低めの球で打たせてとることができた」と、鋭いスライダーを武器に被安打2で完封勝利。この1カ月間で体重が2~3キロアップしたそうで、その分、球威も上がってきている印象でした。甲子園大会の様子もテレビで常にチェックしている様子。同じ左投手の北海・木村大成を参考に、力任せではなく、ストレートと変化球の使い分けができる投手になってきています。
今夏は4回戦の東海大静岡翔洋との一戦で先発を任されるも、5回途中降板でチームは敗退。秋にかける思いは強く、「センバツを狙っていきたい」と力強く話してくれました。
第2試合は浜松西が初回から毎回得点。計11点を挙げて、6回コールド勝ちを飾りました。1番打者として2安打を放った主将の伊藤聡汰は「フルスイングなど練習してきたことが出せた」と語り、県大会出場切符をかけた次戦に向けて、「西高らしい野球ができるようにもう一回やれることをやっていきたい」と気を引き締めていました。
近年、毎年のように強力打線を形成する浜松西ですが、今年は投手陣も充実しています。今日は先発の林拓実から吉田龍之佑につなぐ完封リレー。さらに、最速141キロ右腕の牧野龍之介も控えています。投打がハイレベルで「東海大会優勝」という目標を掲げる浜松西。今後の戦いぶりが楽しみです。(編集部・栗山)
<写真/上から太田涼介(浜松工)、伊藤聡汰(浜松西)>
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