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2021年8月20日 (金)

秋季東部地区大会1日目(8月20日)~愛鷹球場レポート

秋季高校野球地区大会が本日、開幕しました。東部地区では愛鷹球場で3試合が行われました。

<愛鷹球場・1回戦>
沼津東 20-1 沼津城北(5回コールド)
市立沼津 5-4 田方農
富士東 12-0 吉原工(5回コールド)

08201  第2試合は市立沼津がサヨナラ勝ちを飾りました。新型コロナウイルスの影響で8月以降、練習試合ができない状態の中で臨んだ初戦。内藤浩正監督は「選手も私も手探り状態だった」と序盤に3点のリードを許します。それでも5回に1点を返すと、8回に2番・加藤鉄大のタイムリー二塁打などで3点を挙げて同点とします。そして延長11回、主将の7番・藤井迅のタイムリーで決着。「試合感覚のない中でよく頑張ってくれた」と内藤監督はホッと胸を撫で下ろしていました。

08202  一方、田方農には楽しみな左腕がいました。先発として5回1失点の細谷斗真です。試合前のブルペンから気になった存在。腕がしなる今中慎二(元中日)タイプの原石です。4回まで毎回奪三振。コントロールにバラつきがありますが、指にかかったときは、「オッ」と思わず声を出してしまう力強さがありました。球速的にはこの日の最速で129キロ。小林和樹監督によると、状態のいい時には130キロを超えてくるとのことでした。むしろ、このタイプは球速というよりも、数字以上の体感速度が持ち味か。本格的に投手になったのは高校からと、まだ経験が浅いそうですが、その分、伸びしろが大きいです。練習試合が解禁となったら、また見に行きたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/サヨナラ安打を放った藤井迅(市立沼津)>
<写真下/将来性を秘める細谷斗真(田方農)>

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