東京国際大・青木蓮太朗(浜松開誠館出身)がリーグ戦初弾!
昨日の東京新大学野球リーグ。東京国際大・青木蓮太朗(浜松開誠館出身/2年)がリーグ戦初本塁打を放ちました。
「5番ショート」で先発出場した青木。第1打席は四球を選び、続く第2打席でした。変化球に対して豪快なスイングでミートすると、打球はグングンと伸びてレフトフェンスを越えていきます。相手の杏林大を突き放す、貴重な2ラン本塁打に「ホームランはたまたまですが、やっと1本が出て嬉しいです」と笑顔を浮かべていました。続く第3打席ではカウント3ー0からレフト前安打。積極的な打席でこの日は3打数2安打の活躍を見せました。
高校時代は通算22本塁打をマーク。大型ショートとして、駿河総合・紅林弘太郎(現オリックス)とともに、プロから注目された逸材です。
大学入学後、今春からリーグ戦に出場。秋の開幕戦ではドラフト候補の鈴木勇斗(創価大)からタイムリー二塁打も放っています。高校時代と変わらず、中村紀洋氏(現浜松開誠館コーチ)に似たフォームが特徴。本人は「高校のときよりも、無駄を減らし、シンプルになっています」と話します。これで秋のリーグ戦4試合で12打数7安打と絶好調。「この秋はチームが優勝して、ベストナインを獲りたいです」。さらに、その先も見据えています。「やっぱり、紅林君のプロでの活躍は刺激になっています。あの舞台に行きたい気持ちはあります」。浜松で育ったスラッガーが覚醒のときを迎えようとしています。
東京国際大は森伊晃基(知徳出身/4年)と石原直弥(島田商出身/4年)もベンチ入り。ともに卒業後は静岡県の軟式チームでプレーを続けることが決まっています。大学生活の有終の美を飾って欲しいと思います。(編集部・栗山)
<写真上/公式戦本塁打を放った青木蓮太朗>
<写真下/「ホームランボール」を持つ青木蓮太朗を囲む先輩の森伊晃基と石原直弥>
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