秋季県大会1回戦&2回戦(9月11日)~掛川球場レポート
秋季高校野球の県大会が本日開幕しました。掛川球場で行われた2試合のレポートです。
★第1試合 掛川西 3-0 富士宮東
掛川西は新エースの左腕・岩澤孔大が好投を見せた。「ストライク先行でいくことができた」と、序盤からテンポの良い投球で奪三振ショー。9回2死の場面で山本柊太にマウンドを譲ったものの、10三振を奪って無失点に抑えた。キレのあるストレートとチェンジアップが武器。抜群の安定感を誇る。「自分は沢山(優介)さんとは投手としての生き方が違って三振をとるピッチャーではないが、今日は結果的にとることができて良かったです」。また、打線は2回に7番・小原風晟のタイムリーで先制。3回にも1点を加えると、4回には3番・今駒翔太のタイムリーで突き放した。
掛川西・大石卓哉監督
「岩澤はベストピッチングだった。ストレートも変化球もキレていた。長い秋になるように、1戦1戦成長していきたい」
<写真/安定感抜群の投球で10三振を奪った岩澤孔大(掛川西)>
★第2試合 浜松西 8-2 吉原
浜松西は初回、4番・牧野龍之介のタイムリーで先制。2回には2死一二塁のチャンスから1番・伊藤聡汰がレフト線を破るタイムリーを放ち、2者が生還。この回、一挙に4点を奪って試合を優位に進めた。一方の吉原は6回と7回に1点ずつ返すも、浜松西は8回に3番・龍野太優、牧野の連続三塁打でダメ押しとなる2点を挙げた。浜松西は2回戦に駒を進めたが、主将の伊藤は「自分たちのやりたい野球がなかなかできなかった」と細かいミスを反省。次戦に向けては「この一週間でもう一段階上げていきたい」と気を引き締めた。
浜松西・佐藤光監督
「反省点はあるが、公式戦は勝つことが大切。試合をこなしながら強くなっていきたい」
<写真/2安打2打点の活躍を見せた牧野龍之介(浜松西)>
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