秋季西部地区大会5日目(9月5日)~掛川球場レポート
秋季高校野球は西部地区の2校を除き、県大会出場チームが出揃いました。
<東部>
加藤学園/富士宮東/桐陽/韮山/沼津東/日大三島/御殿場西/伊東商/吉原/誠恵/三島南/三島北
<中部>
静岡大成/東海大静岡翔洋/城南静岡/静岡商/常葉大橘/清水東/藤枝北/静岡市立/榛原/島田/科学技術/静岡東/静岡
<西部>
浜松工/浜松開誠館/浜松城北工/掛川西/浜松日体/聖隷クリストファー/磐田東/浜松市立/浜松西/浜松商(残り2チームの敗者復活戦は7日に行われる予定)
今日の掛川球場では、浜松商が浜松修学舎を7対0(8回コールド)で下し、5年連続52回目の県大会出場を決めました。
初回、無死満塁のピンチを切り抜けると、3回に3番・豊田智也のタイムリーなどで3点を先制。4回にも、豊田のタイムリーなどで3点を追加しました。そして8回には途中出場の南達也が「絶対に自分で決めてやろうと思った」と、タイムリー三塁打を放ち、コールド勝ちを決めました。
前日は浜松城北工と対戦し、延長の末にサヨナラ負け。この秋、就任した高岸佳宏監督は「今日は全員が集中して一つになれた」と切り替えて試合に臨んだ選手たちを称賛し、「今の浜商のカラーを出して県大会を戦っていきたい」と先を見据えていました。新生・浜松商は打撃に力を注ぎ、選手たちの元気の良さも特徴。県大会での戦いも注目です。 また、今日の第1試合で敗れて県大会出場を逃しましたが、浜松湖東の河野光希は将来が楽しみな右腕でした。腕が長く、鋭く振れるのが魅力。181センチの長身からスピンのきいたストレートを投げ込んでいました。まだまだ体の線が細く、中盤以降はスタミナが切れている感じもありましたが、筋肉量の増加とともに勝手に球速が上がるタイプだと見ました。
開成中時代は外野手。高校から投手を始めたとのこと。秋と冬のテーマに「球速アップ」を掲げていくそうで、現在の120キロ中盤からどこまで伸びていくのか。来年の春から夏を楽しみに待ちたいと思わせる原石でした!(編集部・栗山)
<写真/上から豊田智也(浜松商)、河野光希(浜松湖東)>
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