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2021年9月17日 (金)

【都市対抗予選】ヤマハが大勝発進!

 都市対抗野球大会の東海地区二次予選。3年連続本大会出場を狙うヤマハは大勝スタートを切りました。

★9月17日 都市対抗野球大会東海地区二次予選 

    チーム
ヤマハ 0 1 4 7 0 3 0 15
スクールパートナー 0 0 0 0 0

<7回コールド>

(ヤ)清水、佐藤-川邉
(ス)佐藤、西川、深瀬、泰道-岩沢
▽二塁打=藤岡、相羽、羽山(ヤ)
▽三塁打=永濱、笠松(ヤ)

09171_20210917205101  どんなベテランでもプレッシャーかかる都市対抗予選の初戦で強心臓のルーキーが活躍を見せました。
 高校卒1年目の相羽寛太が「8番ショート」で先発。初回にショートゴロを軽快に処理すると、直後の2回の第1打席でライト前に持っていきます。さらに、3回の2死一二塁の場面では勝負強さを発揮。ファウルで3球粘った末に8球目の内角のストレートをきれいにさばいてレフト線を破ります。本人は「少し詰まったかと思った」と振り返っていましたが、高校時代よりもスイングが強くなっている分、打球が飛ぶようになっています。その後も、第3打席は相手エラー、第4打席はセンター前安打。全4打席で出塁しました。「先輩たちがやりやすい雰囲気を作ってくださっている」と相羽。溌剌とした全力プレーでチームに貢献しました。
 投げては先発の清水蓮が「相手は関係なく自分のピッチングをしようと思った」と、立ち上がりから冷静な投球を展開。3回には「力を入れた」というストレートが149キロを計測しました。清水が5回まで無失点に抑えると、2番手の佐藤が6回と7回を無安打に。清水、佐藤の共栄大出身コンビが無四球完封リレーを飾りました。

09172  続く第2試合は、二次予選初出場の焼津マリーンズが都市対抗14度出場の東邦ガスに挑みました。
 7回コールド(1対11)で敗退したものの、4番の森山恵介が気を吐きました。初回の第1打席で右中間を破る先制タイムリー、第2打席はライト前安打。第3打席も豪快なスイングからあわやフェンス超えのセンターフライを放ちました。東海大海洋学部時代はリーグの本塁打王にも輝いたことのある強打者。企業チームの投手にも互角に渡り合っていました。
 次戦はスクールパートナーと対戦する焼津マリーンズ。戸﨑秀伸監督は「1球の大切さが企業チームとは違った。もう一度調整して何とか1勝したい」と気持ちを切り替えていました。(編集部・栗山)

<写真上/3回に2点タイムリーを放った相羽寛太(ヤマハ)>
<写真下/力強いスイングを見せた森山恵介(焼津マリーンズ)>

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