三村杯は富士宮北が優勝!
第32回三村旗争奪野球大会の決勝戦が21日に行われ、富士宮北が富士宮東を14対6で下し、参加25チームの頂点に立ちました。 決勝戦は富士宮北と富士宮東の富士宮対決。富士宮北は序盤に4点のリードを許すも、4回に2点を返します。さらに5回に満塁のチャンスを掴むと、3番・遠藤玲空が「自分で決めたかった」と走者一掃のタイムリー二塁打を放って逆転。この回、一挙に5点を奪いました。
その後、遠藤は2番手としてマウンドへ。体全体を使ったバランスのいいフォームから最速136キロのストレートを勢いよく投げ込みます。9回は2点を失いましたが、最後の打者を打ち取ると、両手を大きく突き上げて喜びを表現しました。
中学時代は「フジヤマBBC」でプレーした遠藤。当時は遊撃手としてプレーしましたが、ヒジ痛に苦しみます。「高校ではピッチャーをやりたかった」と中学3年時に思い切って右ヒジを手術。今は完治し、全力で腕を振り切ることができています。
この秋の東部大会では日大三島相手にリリーフで登板。試合は敗れたものの、その後、東海大会で優勝する相手に好投したことで自信をつけたそうです。「冬に力をつけて来年は140キロを出したい」といい、「やっぱり、静高の吉田(優飛)とやって最後は勝ちたいです」と、かつてのチームメートとの対決に向けて腕を磨くことを誓ってくれました。(編集部・栗山)
<写真/投打で活躍した遠藤玲空(富士宮北)>
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