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2021年11月15日 (月)

浜松市内大会は浜松学院が初優勝!

 「浜松地区から甲子園に」を合言葉に2017年から開催されている浜松市内大会。今秋は聖隷クリストファーが東海大会準優勝、浜松西が県ベスト4進出と、真剣勝負の浜松市内大会が実を結びつつあります。
 そして、5回目となる今年は13日に浜松球場で準決勝と決勝が行われ、浜松学院が初優勝を飾りました。

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<準決勝>
浜松工 10-9 浜松市立(延長12回タイブレーク)
浜松学院 7-2 浜松開誠館

<決勝>
浜松学院 3-2 浜松工(延長10回タイブレーク)

 決勝戦は浜松学院が初回に1点を先制すると、直後の2回に浜松工が同点に追いつきます。浜松工は先発の服部海(2年)が好投。バランスのいいフォームから投げ込むキレのあるストレートと緩いカーブとのコンビネーションで5回まで1失点に抑えます。すると、直後の6回に1点を勝ち越し。その後も服部の好投が続いて2対1で試合は終盤に突入します。しかし、ここから浜松学院が粘りを発揮します。9回裏に2死から同点に。タイブレークとなった10回表を無失点に守り切ると、その裏、相手のミスでサヨナラ勝ちを飾りました。
 今大会、浜松学院は浜松城北工、浜松商、浜松開誠館、浜松工と全て秋の県大会に出場したチーム相手に勝利。吉田道監督は「自信にしてほしい」と目を細めていました。

11152  この試合、浜松学院の流れを作ったのが2番手でマウンドに上がった加茂昇真(1年)。「平塚ボーイズ」では4番手投手だったそうですが、高校入学後、投手出身の吉田道監督の下で急成長。重いストレートが魅力で、135キロまで球速が上がっているそうです。5回からマウンドに上がり、計6イニングを無失点の好投。「絶対に抑えてやろうと思ってマウンドに立った」と気迫が出ていました。夢はプロ野球選手。そのために来夏までに140キロ、3年夏には145キロを出したいという目標を持っているとのことです。準決勝で登板した身長181センチの大型左腕・椿庵(1年)とともに、今後も注目していきたいです。
 また、バッテリーを組む山田笑誠(2年)も目を引きました。とにかく肩が強く、体全体の馬力がハンパないです。準決勝の浜松開誠館戦では何度も盗塁を防止する鉄砲肩を披露し、座ったまま一塁送球も見せました。吉田監督も「今まで指導してきた中で肩の強さはナンバーワン」と断言する逸材。ぜひ、上のレベルに挑戦してほしい選手です!(編集部・栗山)

<写真上/初優勝を喜ぶ浜松学院の選手たち>
<写真下/決勝で好投した加茂昇真(浜松学院)>

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