« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »

2022年1月

2022年1月28日 (金)

日大三島が38年ぶり2度目のセンバツ出場へ!

01281_20220128202201

 センバツ高校野球の選考会が本日開催され、日大三島が38年ぶり2度目の出場を決めました。
 決定の報せを受け、「身が引き締まる思い」と永田裕治監督。加藤大登主将は「東海の代表として悔いのないように戦いたい」と意気込みを語りました。昨秋の東海大会では優勝。投打の柱の松永陽登を中心に1戦1戦、力をつけてきました。甲子園での目標は校歌を歌うこと。名将・永田監督がどうチームを仕上げてくるのか楽しみです。
01282  一方、昨秋の東海大会準優勝で出場が有力視されていた聖隷クリストファーには吉報が届かず。上村敏正監督は「思い通りにならないことは確かにいっぱいあると思うけど、今回の思い通りにならないっていうのは生徒たちが受け入れられるどうか」と選手を心配。「本当に今は子供たちに何を言ってあげたらいいのか分からない」と困惑しているようでした。すぐに切り替えることは難しいと思いますが、上村監督のもと逞しいハートを養っている選手たち。彼らならきっと、この困難を乗り越えてくれるはずです。

<写真上/センバツ出場を決めた日大三島の選手たち>
<写真下/上村敏正監督の話を聞く聖隷クリストファーの選手たち>

| | コメント (0)

2022年1月19日 (水)

望月源氏の自主トレを取材!

01191_20220119181001  昨日は今季から富山GRNサンダーバーズでプレーする望月源氏の自主トレを取材してきました。

 静岡産業大では俊足強打の遊撃手として活躍した望月。3年秋に首位打者、昨秋は盗塁王を獲得しました。「とにかく野球がしたくて環境を求めていた」と独立リーグ入りを決意。リーグ戦終了後は技術練習を行う一方でトレーニング方法を一から見直してきたそうです。その効果か、昨年に比べて体が引き締まり、シュッとなった印象。本人も「前よりは体のキレが増して動きやすくなっています」と手応えを感じている様子でした。
 50m5秒8の俊足が最大のアピールポイント。そこに打撃力がもうワンランクアップすれば、NPB入りも見えてくるはず。この日のティー打撃を見る限り、スイングが明らかに鋭くなっていました。(ティー打撃の動画をアップしました。以下のURLよりご覧下さい)。本人が求めているのは確実性のある打撃。「最初からレギュラーを掴んで、タイトルを獲りたい」と意気込んでいました。
 あくまで目標は1年でNPB入りすること。今は基礎を固めて、2月8日のチームの合流に備えます。(編集部・栗山)

★望月源氏のティー打撃の動画です!
https://youtu.be/nvZeCM1NaD4

| | コメント (0)

2022年1月13日 (木)

140キロ右腕・丸山颯人(静岡市立)が愛知工業大へ!

 今月9日は静岡市立の丸山颯人に会ってきました。
 右サイドから剛球を投げ込むパワーピッチャー。2年夏には140キロをマークし、注目を集めました。その後はヒジ痛の影響で球速が130キロ台前半に落ちたものの、投球術に磨きがかかり、昨夏の県大会初戦(対沼津東)では完封を飾りました。
01131  卒業後は愛知リーグ1部に所属する愛知工業大に進学します。「有名な高校から来る選手も多いですが、実力をつけて負けないように。全国で投げられるピッチャーになりたいです」と抱負を語る丸山。夏の大会後は毎日練習に参加し、主に下半身や背中周りのトレーニングに着手。その上で「1からでなく0から見直した」と、自分に合ったフォームを作り出す作業に没頭したそうです。
 取材日前日の8日には今年初めてブルペン入りし、安井信太郎監督は「夏よりもスピードが出ていた。まずはしっかりと体を作って3、4年時にブレイクしてほしい」と期待。本人も「明らかに夏よりは球速がアップしてきている」と手応えを感じている様子でした
 入学にあたり、背番号は18に決まったそうです。「たまたま空いていただけで」と本人は笑いますが、丸山のポテンシャルなら、それに恥じない活躍をしてくれるはず。大学での成長を見守っていきたいと思います。(編集部・栗山)

| | コメント (0)

2022年1月 5日 (水)

御殿場西・髙林伶が国士舘大へ!

 今年の取材初めは御殿場西へ。美しい富士山を仰ぎながら午後1時から練習がスタート。シートノック、フリー打撃など、御西らしい威勢のいい練習を見ることができました。
 「年末あたりから、全体的にバッティングが良くなってきている」と森下知幸監督。特に印象に残ったのは佐野公亮。フリー打撃では、全球マン振りでえげつない打球を飛ばしていました。体も秋に比べて大きくなった感じ。春が楽しみです!

01151  国士舘大に進学する3年生の髙林伶も練習に参加。プロのスカウトも注目した俊足攻守の遊撃手は「4年後のプロを目指して、まずベンチ入りしてレギュラーを獲りたい」と気持ちを高ぶらせていました。
 中学時代は「浜松インフィニティヤング」でプレーし、「守備が上手くなると聞いて入った」と御殿場西に入学。高校ではその守備はもちろん、苦手だったという打撃も大きく成長。森下知幸監督の下で遠くに飛ばせるスイングを習得し、本塁01152打は高校通算で8本放ちました。しかし、3年夏は3回戦で敗退。「キャプテンなのに自分勝手なバッティングをしてしまった。負けたのは自分の責任」と忘れることができない思い出として残っているそうです。
 そんな悔しさを原動力に、大学の合流に向け一から土台を作る毎日。まずは持ち味のスピード感のある守備をアピールし、1年時からのリーグ戦出場を目指してほしいです!(編集部・栗山)

<写真/髙林伶(御殿場西)>

| | コメント (0)

2022年1月 1日 (土)

明けましておめでとうございます!

 新年、明けましておめでとうございます。

01011 今年はまず、今月28日に行われるセンバツ出場校の発表が楽しみですね。東海大会優勝の日大三島と同準優勝の聖隷クリストファーの出場が有力。県勢のW出場が決まれば35年ぶりの快挙です。
 昨年末は両校を取材。日大三島は「このオフは個人個人で目標を立て、レベルアップしている」と加藤大登主将。「春には最速で145キロ、常時140キロを出せるようにしたい」というエース・松永陽登は、また体が一回り大きくなっている印象でした。
 一方の聖隷クリストファーは上村敏正01012監督が求める「スピードとキレを上げること」がこのオフのテーマ。ピリッとした緊張感のある雰囲気の中で黙々と練習に励んでいました。右ヒジを痛めていたエースの弓達寛之も回復に向けて順調だそうでホッとしました。

 現在、編集部では『静岡高校野球2022春号』の取材&編集中。今回は上記2校だけでなく、県内全109校に実際に足を運び、取材中です。正式な発売日や内容が決まりましたら、またこのブログでお知らせします。どうぞよろしくお願いいたします。(編集部・栗山)

<写真上/トレーニングに励む松永陽登(日大三島)>
<写真下/上村敏正監督の話を聞く聖隷クリストファーの選手たち>

| | コメント (0)

« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »