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2022年2月

2022年2月28日 (月)

浜松シニアが準決勝進出!

 シニアの南関東支部春季大会静岡ブロック予選は昨日、2回戦と敗者復活戦が行われました。
 浜岡球場では浜松シニアが富士宮シニアを下し、ベスト4進出を決めました。

02273  浜松シニアは、シニア県ナンバーワン左腕の呼び声が高い逸見凌介が先発。立ち上がりに2点を失ったものの、徐々にエンジンがかかり、3回は三者連続三振をマーク。右打者の内角に決まるクロスファイヤーは角度、制球ともピカイチ。さらに4番に座る打撃でも見せてくれました。1点を追いかける6回にライトオーバーの同点タイムリー三塁打。前評判通り、投打で力強さを感じる逸材でした!
02281_20220228142301  同点で迎えた7回、試合を決めたのは途中出場の1年生でした。2死二塁から榑松珀士がシャープにバットを振り抜くと、打球はライナーでセンター方向へ。グングンと伸びていき、中堅手の頭を越えていきました。タイムリー三塁打となり、塁上で大きなガッツポーズ。「チャンスで打席が回ってきて、先輩たちのためにも絶対に打ちたかったです」と榑松。試合後は、打った記憶がほとんどないほど興奮気味。まさに集中していた証でしょう。
 父・直記さんはかつて東海大相模で活躍し、叔父・伸介さんは現巨人スカウト部次長という野球一族。そんな血を引く榑松は1年生とは思えない堂々としたプレーが印象的で、将来が楽しみです。
02272  敗者復活戦では、小笠浜岡シニアと浜松南シニアがともに接戦をものにしました。小笠浜岡シニアは0対0の7回裏に、1番・戸塚海音がサヨナラタイムリー。浜松南シニアは延長8回、タイブレークの末に勝利しました。(編集部・栗山)

<写真上/投打で存在感を示した逸見凌介(浜松シニア)>
<写真中/塁上で喜びのガッツポーズを作る榑松珀士(浜松シニア)>
<写真下/サヨナラ打を放った戸塚海音(小笠浜岡シニア)>

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2022年2月22日 (火)

島田商・太田拓夢が専修大へ!

02221  昨日は島田商の3年生・太田拓夢に会ってきました。卒業後は東都大学リーグの名門・専修大に進学。現在は3月5日の入寮に向けて、島田商でトレーニングを積んでいます。
 身長183センチの大型捕手。一番の持ち味は二塁送球タイム1.8台を誇る肩の強さで、専修大の齋藤正直監督から「まず肩をしっかりと作ってくるように」と期待の言葉をもらったそうです。また、パンチ力のある打撃も魅力。高校通算16本塁打は、コロナ禍の練習試合が少ない中で立派な数字だと思います。

 3年夏は県ベスト8に進出。初戦の沼津商戦でサヨナラ本塁打を放つなど存在感を発揮しました。ただ、準々決勝では掛川西戦にコールド負け。「守備で崩れて自分たちの野球ができませんでした」と悔やんでいます。自身も、中学時代からのライバル・榊原遼太郎から2三振を喫し、忘れられない夏になりました。
 その榊原は同じ東都大学リーグに所属する國學院大に進学。いずれ対戦するチャンスがあるだけに、太田は「そこは楽しみです」と一つのモチベーションになっている様子でした。
 夏の大会から、体重を5、6キロ増やし、現在は73キロ。ですが、まだまだ細い……。大学で、体が出来上がったとき、果たしてどんなプレーヤーになっているのか。夢のプロ野球に向かって突き進んでほしいと思います。(編集部・栗山)

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2022年2月21日 (月)

シニアの春季大会が開幕しました!

 シニアリーグの「2022南関東支部春季大会静岡ブロック予選」が開幕しました。今大会は夏のジャイアンツカップにもつながる大事な大会。昨日は富士シニアのグランドで2試合が行われました。

 富士シニア 12‐0 伊豆市シニア(4回コールド)
 富士宮シニア 7-0 焼津シニア(5回コールド)

02212_20220221142801  第1試合は富士シニアが初回に2点を挙げると、2回には打者一巡の計8点を奪う猛攻。12対0で圧勝しました。
 攻守で活躍を見せたのは「6番キャッチャー」の中田翔輝です。まず、初回に盗塁を阻止。無死からエラーで出塁を許していただけに、嫌な流れを断ち切るビッグプレーでした。打っては2回にレフト前安打、3回には「バットをしっかり振り抜くことができた」と右中間を破る二塁打を放ちました。この冬の期間は自宅で毎日100回の素振りを欠かさなかったとのこと。スイングスピードが上がった効果を公式戦初戦でいきなり発揮し、嬉しそうな表情を浮かべていました。

 02211_20220221142701 続く第2試合は富士宮シニアが快勝しました。初回、高校野球関係者が注目する山岸翔輝がレフトオーバーの二塁打で先制。2回以降も得点を重ねていきました。身体能力の高い山岸はもちろん、今年の富士宮シニアはタレントが揃っている印象。4回のマウンドに上がった左腕・山中大地の投げっぷりの良さも気になりました。
  昨秋の大会は、初戦で浜松シニアと対戦し、タイブレークの末に敗戦。その浜松シニアが今春の全国選抜野球大会に出場するだけに、大黒柱の山岸は「夏こそ自分たちが全国に行きたい」と力強く話してくれました。

 この日、敗れてしまいましたが、伊豆市シニアの先発左腕・原歩夢はフォームのバランスがいい左腕。高校で体が出来てくれば、かなり期待ができるでしょう。また、焼津シニアの1年生で4番に座る鈴木春陽は右のスラッガータイプ。富士宮シニア・山岸から放ったセンターオーバーの二塁打は見事でした。(編集部・栗山)

<写真上/攻守で活躍を見せた中田海輝(富士シニア)>
<写真下/最後のイニングを締めた山中大地(富士宮シニア)>  

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2022年2月12日 (土)

島田ボーイズの注目2投手を取材!

02111

 昨日は高校野球界から注目を浴びる島田ボーイズの2枚看板を取材しました。
02112  まずはエースの増田煌太朗の投球をブルペンで見ることができました。高いリリースポイントから角度のあるストレートがコーナーへ。ベース上で伸び、まるでホップしているような感覚でした。バランスのいいフォームに、球質の良さ。あたらめて、完成度の高いピッチャーらしいピッチャーだなという印象を受けました。
 昨年12月の春季全国大会県支部予選では準決勝敗退。試合後は涙を流すほど悔しがり、すぐには切り替えることができなかったそうです。それでも、主将としてチーム全体で課題を出しながら、目標を決めて冬の練習を乗り越えてきたとのこと。自身もフォームを微調整。球の回転が良くなっている実感があるそうで、早く試合で試したいという雰囲気でした。
 増田が今年、狙っているのはU-15日本代表入り。同世代の中学最強メンバーが集まる舞台です。「チームで全国に出ることはもちろんですが、今年は140キロを出して、代表に入りたいです」。その目はすでに本気モードでした。

02113  続いてブルペンに入ったのは左腕の杉山健斗。長い腕が豪快に振れ、指にかかったときのクロスファイヤーは惚れぼれとします。粗削りなフォームですが、逆にそれが打者に恐怖感を与えているイメージ。高校から先のステージで大化けしそうなタイプです。
 現在の身長は169センチ。靴のサイズが29センチとのことで、体的にも大きくなりそうな予感があります。この冬は週3日、自宅近くの公園で5キロのランキングを欠かさずにこなし、2月から入ったブルペンでは「今までとは感覚が違う」と手ごたえを掴んでいる様子。「増田には負けられない。自分がエースになるつもりで頑張ります」と気持ちが高ぶっていました!(編集部・栗山)

<写真上/増田煌太朗(左)と杉山健斗(右)>
<写真中/威力十分の130キロ前後のストレートを投げる増田>
<写真下/エースの座を狙う杉山>

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2022年2月 2日 (水)

ヤマハの新人会見が行われました!

 本年度のヤマハ野球部新規加入予定選手の発表会見が昨日行われました。今年は全国で勝てるチームを作っていきたいという方針のもと、投手3名と外野手1名が加入。3月6日開幕の東京スポニチ大会から躍動してほしいです!

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<写真/左から河野颯太、金原祥太、中田悠斗 、沢山優介>

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◆河野颯太(投手/180cm78kg/右投右打/横浜商科大高~横浜商科大/背番号16)

即戦力の期待がかかる最速148キロ右腕。高校時代は2年秋に神奈川大会ベスト4。大学で球速がアップした。

本人のコメント
「気持ちの面で負けないように腕を振って投げていきたいです。勝てるピッチャーを目指します」

室田信正監督のコメント
「空振りがとれる強いストレートが持ち味の投手です」

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◆金原祥太(投手/180cm73kg/右投右打/倉敷商高~東北福祉大/背番号15)

高校時代は遊撃手で活躍。ストレートと変化球を低めに集め、安定感のある投手。4年時にブレークし、秋に初勝利を挙げた。

本人のコメント
「1年目から試合で結果を残し、チームの勝利に貢献したいです」

室田信正監督のコメント
「カットボールが得意で、打者にフルスイングさせない投手です」

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◆沢山優介(投手/185cm82kg/左投左打/掛川西/背番号34)

将来性十分の本格派右腕。しなやかな腕の振りから最速145キロをマーク。昨夏の静岡大会では16回3分の1を投げて失点を許さなかった。

本人のコメント
「この1年間で体を作り、チームに貢献していきたいです。年内に150キロを出し、3年後にドラ1でプロに行くことを目指します」

室田信正監督のコメント
「昨年夏の大会で見たとき、落ち着き
があり、堂々と投げている印象がありました」

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◆中田悠斗(投手/182cm80kg/右投左打/藤枝明誠~中央大/背番号24)

高校時代は主将で甲子園へ。大学では1年春からリーグ戦に出場し、4年春にベストナインを獲得した。走攻守が揃う外野手。

本人のコメント
「新人らしく元気溌剌としたプレーで、チームの日本一に貢献したいです。まずは外野のレギュラー争いに食い込みたいです」

室田信正監督のコメント
「広角に打てるのが長所です。足が
あるし、守備の判断力もいい選手です」

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