オイスカ浜松国際、白星スタート!
今日の磐田球場。まず、球場に着いて驚いたのは校名変更となったオイスカ浜松国際の新ユニホームでした。上下ともに、今後スクールカラーとなる紫色に。その斬新さに圧倒されました!
試合は3対3で迎えた4回、オイスカ浜松国際は3番・森翔大(新3年)、4番・小矢空歌(新3年)のタイムリーなどで一挙4点を勝ち越し。その後1点差まで追い詰められましたが、最後は2番手の熊谷直城(新3年)が締めました。秋春連続の県大会出場に向けて好スタート。「まだまだミスは多いけど、勝ったことは大きい」と永井浩二監督はホッとした表情を浮かべていました。
続く第2試合は浜松江之島が浜北西を下しました。エースの小野柊哉(新3年)が1回表の攻撃時、一塁にヘッドスライディングで帰塁した際に右肩を痛めるアクシデント。1球も投げることなく降板します。このピンチを救ったのが左腕の山田羅生(新2年)でした。今年に入ってから練習試合で一度も投げていなかったそうですが、この緊急事態に「小野さんの気持ちを背負って投げた」と、ストレートを淡々と低めに集める投球を展開。雨が降る悪条件でしたが、最後まで集中力を切らすことなく、9回まで投げ切りました。
浜松江之島のナインにとっては指揮をとる竹下裕和監督が4月1日より磐田北に異動する関係で、この日が一緒に戦う最後の試合。「何とか勝利で送り出そう」と、部員11人全員の強い気持ちが伝わってきた試合でした。(編集部・栗山)
<写真上/新ユニホームで公式戦初勝利のオイスカ浜松国際の選手たち>
<写真下/緊急登板で9回を投げ切った山田羅生(浜松江之島)>
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