静岡野球スカウティングレポート

　社会人野球のJABA静岡大会は本日開幕しました。

　地元のヤマハは昨夏都市対抗王者の東京ガスと対戦。初回に１番・青柳直樹、２番・秋利雄佑の連打で先制点を挙げるも、６回に４点、７回に６点を失い、７回コールド負けを喫しました。収穫は先発した３年目の清水蓮。浜松球場のスピードガンで148キロをマークしたストレートに加え、同じ鋭い腕の振りから投げ込むスライダーもキレていました。気持ちを前面に出し、５回まで３安打に抑える好投を見せました。
 　第３試合では常葉菊川出身の栗原健（Honda鈴鹿）が「１番ライト」でスタメン出場。第１打席に二塁打を放ちました。ドラフト候補の大津亮介（日本製鐵鹿島）に対し、初球をライト線にもっていくと、快足を飛ばして二塁へ。栗原らしい思い切りのいいスイングでした。ルーキーイヤーの昨年は出だしは好調だったものの、都市対抗予選ではスタメン落ちも経験。２年目の今年は走攻守で大暴れし、全国の舞台で活躍してほしいです！（編集部・栗山）

＜写真/先頭打者として二塁打を放った栗原健（Honda鈴鹿）＞