春季県大会準々決勝(5月5日)~草薙球場レポート
高校野球の春季県大会は準々決勝が行われ、掛川東、静岡、静清、浜松開誠館が勝利しました。
★第1試合 静岡 3-1 常葉大橘
静岡は先発の法月彰弘が5回まで無安打に抑える快投。変化球を軸に相手打線に的を絞らせず、最後まで投げ切って完投を飾った。打線は5回に1番・山本和輝のタイムリー二塁打で先制。6回、7回にも効果的に得点を加えた。
静岡・池田新之介監督
「法月は成長の様子が見て取れるピッチングだった。もっともっと勝てるピッチャーになってもらいたい。この春は1試合でも多く公式戦を戦いたいと思っている。県大会のあと2試合、夏に繋がる戦いをしていきたい」
<写真/1失点完投を飾った法月彰弘(静岡)>
★第2試合 浜松開誠館 4-3 日大三島
浜松開誠館がセンバツ出場校の日大三島を撃破した。3点を追いかける3回、4番・本多駿、5番・斎藤健介の連続タイムリーなどで同点に。6回には1番・廣﨑漣のタイムリーで勝ち越した。投げては2番手の廣瀬が3回を無失点に抑えると、6回からエース・山口祥吾が気迫の投球で相手打線を封じた。
浜松開誠館・佐野心監督
「夏を見据えてベスト8からの3試合でいかに自分たちの野球ができるかが大切になってくると、選手たちに言ってきた。そういう意味ではまだまだだった。それでも1点差で試合を拾えたのは大きい」
<写真/打っては4安打、投げては3回を無失点に抑えた廣﨑漣(浜松開誠館)>
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