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2022年6月 3日 (金)

練習試合 桐陽vs富士宮東

 昨日は、愛鷹球場で行われた桐陽と富士宮東の練習試合を見てきました。
06031  富士宮東の大型遊撃手・勝又琉偉を目当てにプロ6球団8人のスカウトが集結。この日は2安打をマークしました。春の東部地区以来、約2カ月ぶりに見たのですが、「ここまで変わったのか」と驚きました。一言で言うと、野球選手として洗練されてきた印象。特に、以前は力任せだったスローイングが、体全体を使う動きに変わって安定感が出ていました。また、躍動感たっぷりの美しいランニング姿に惚れぼれとしました。まるで野生の鹿が走っているようでした。
 大勝良則監督は「4週間サイクルくらいで、どんどん成長している」と話します。実際、春以降、本塁打が急激に増え、2日前の練習試合では右中間にも一発を打ったそうです。夏の大会まで残り1カ月。ここからさらにグングンと伸びていきそうな感じがしました。

06032  一方の桐陽では、面白い投手を発見しました。6回からマウンドに上がった山本怜央です。4イニングを無安打6奪三振の好投。身長180センチの長身で角度があり、しかも腕が振れます。最速133キロというストレートには勢いがあり、鋭く落ちるフォークとのコンビネーションで次々と三振を奪っていきました。
 今年の桐陽は昨夏を経験する今井謙心、土屋大翔が投手陣を引っ張り、この山本はレフトで出場することがほとんどですが、「夏も投げていきたい」と意気込み十分。将来的には大学で野球を続け、「ピッチャーで勝負したい」という意志を持っているそうです。50m6秒2の脚力とバネがあるだけに、大学でじっくりと鍛えていけば、飛躍が期待できます。(編集部・栗山)

<写真上/春の大会で活躍で注目度が上がる勝又瑠偉(富士宮東)>
<写真下/「富士シニア」時代は捕手。高校から投手としてマウンド上がる山本怜央(富士シニア)>

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