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2022年6月29日 (水)

練習試合 静岡大vs静清

  昨日は焼津球場で行われた静清と静岡大の練習試合を見てきました。
06291 静清はエースの久保陸弥が順調な仕上がりをアピールしました。格上の静岡大打線相手に4回2安打無失点の好投。「後ろに信頼できる投手がいるので、とにかく自分は全力で飛ばして試合を作るを考えています」と、昨日も立ち上がりからエンジン全開。力強いストレートで静岡大の打者のバットを折る場面もありました。
  春の大会では、県ベスト4進出に貢献した久保。しかし、スイングした際に左股関節を負傷。準決勝と3位決定戦は欠場しました。その後、順調に回復し、5月下旬の復帰戦では自己最速の141キロをマークしていました。故障の治療中にフォームを微調整したとのこと。踏み出しをインステップ気味にし、腕の位置を変幻自在に変えることで、ストレートの走りが良くなり、武器のスライダーのキレが増している様子でした。
 「夏の目標は甲子園優勝です」と力強く話す久保。186センチの大型右腕がこの夏の主役となったとき、静清の2011年春以来の甲子園出場が見えてきそうです。

06292  野手で気になったのは途中出場の武井銀士。静岡裾野シニア出身の注目1年生です。入学後、すでに4本塁打をマーク。試合前、長田仁志監督は「久しぶりにああいう打球を見た」と驚いていました。この日の第1打席。初球を強振するとファウルになりましたが、その滞空時間が凄かったです。レフト方向に高々と上がり、なかなか球が落ちてきません。長田監督が「ああいう打球」といった意味がわかりました。このパワーと角度は、誰もが持っているものではありません。彼が3年生になったとき、どんなスラッガーになっているのか、楽しみです!
 
 06293一方の静岡大は、静岡高出身で昨夏の甲子園を経験した1年生・永島周が出場。「1番ショート」で溌剌とした動きを見せてくれました。来年はレギュラーを脅かす存在になってほしいと思います。(編集部・栗山)

<写真/上から久保陸弥、武井銀士(ともに静清)、永島周(静岡大)>

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