【日刊スポーツ杯】静岡蒲原シニアが圧勝!
シニアの日刊スポーツ杯が6月26日に開幕しました。 優勝候補の一つに挙がるのが静岡蒲原シニア。初戦は13対0で勝利。続く3日に行われた2回戦(対浜松シニアB)を取材しました。
先発したのはエース左腕の杉本迅。「真っすぐが走っていて調子が良かった」と、2回から変化球を使わずにオールストレートで勝負。5回を無安打に抑える好投を見せました。テークバックからリリースにかけ、腕が体に巻き付くように流れ、ヒジのしなりも十分。顔が小さく、まさに投手体型です。同チームでプレーした髙田琢登(現横浜DeNA)の中学時代を思い出してしまいました。高校で下半身を使えるようになってくれば、自然と球威が上がっていきそうです。
「2022 リトルシニア関東連盟夏季大会」では3回戦で行田シニアに敗退。先発した杉本はわずか8球でマウンドを降り、その悔しさをもって中学最後となる今大会に臨んでいるとのこと。「最後は優勝して終わりたいです」と意気込んでいました。 試合は静岡蒲原シニアが10対0で圧勝(5回コールド)。初回に1点を先制すると、2回には一挙6点を奪う猛攻を見せます。迎えた5回、「7番サード」の大木仁がレフト方向に大飛球。「打った瞬間にいったとわかりました。今までで一番飛んだと思います」。中学通算20本目となる本塁打を放って試合を決定づけました。身長183センチ体重93キロ。高校生、いや大学生と言われても納得する堂々とした体格の持ち主。
「決して調子が良いわけではないんですが」と本人は話しますが、それでもピンポン球のように飛んでいく圧倒的なパワーに魅力を感じました。兄の漣は今夏、加藤学園でエースを務めます。試合後は「自分も負けていられません」と気合いをみなぎらせていました。(編集部・栗山)
<写真上/5回を無安打無得点に抑えた杉本迅(静岡蒲原シニア)>
<写真中/本塁打を含む2安打を放った大本仁(静岡蒲原シニア)>
<写真下/試合後の大本仁(左)と杉本迅(右)>
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