昨夏準優勝の東海大静岡翔洋が好発進!
昨夏、あと一歩で甲子園を逃した東海大静岡翔洋。初戦の今日はスタンドに全校生徒が応援にかけつける中、飛龍相手に7回コールド勝ちを飾りました。
2回に6番・江田和明の犠飛で先制すると、3回には一挙4点を奪う猛攻。そして7回には江田がダメ押しとなる一発をレフトスタンドに放ちました。江田は昨秋はレギュラーも、その後は肩の故障に苦しみ、ようやく5月中旬に復帰したばかり。持ち味のパンチ力を存分に発揮し、「応援のみんなが喜んでくれて嬉しかった」と試合後は笑顔が弾けていました。
計12安打で8得点。今年の翔洋は、打つだけでなく、足を生かした機動力も武器です。「この子たちの力を発揮させるために、この野球が合っていると思った」と森下倫明監督。2回は4番・牛久保圭吾が四球を選ぶと、すかさずに二塁へ盗塁。これが先制点につながりました。かつて東海大浦安を全国準優勝に導いた経験もある百戦錬磨の森下監督。昨秋就任後は選手をじっくりと見極めることから始め、その上で夏に戦う新たなスタイルを作ってきています。
投げては左腕の大村虎良が好投。7回を4安打無失点に抑えました。春の大会は中部大会の初戦で敗退。「どこか心にスキがあった」と反省し、その後の練習試合ではエースとしての自覚を持ちながら取り組んできたそうです。「次も気を引き締め投げています」と気持ちを高ぶらせていました。(編集部・栗山)
<写真上/公式戦初本塁打を放った江田和明(東海大静岡翔洋)>
<写真下/7回を無失点に抑えた大村虎良(東海大静岡翔洋)>
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